インタビューカラー総合スクールA+STYLE(エースタイル)様製作のオリジナルノート

/ 自分の将来はどんな色?/
イメージをカラーで表現して具体化させていくポジティブツール。
将来の目標を色でイメージし、それを具体的な言葉に落としこんでいくという、カラーについて教えているスクールならではの手帳です。手帳の制作は2回目ですが、使いやすさと所有感をアップするため「ストリングPLUS」のハードカバータイプを採用し、色を塗ったときの裏写りを防ぐために、本文用紙も前回に比べやや厚くしました。手帳のデザインをされた、カラーとキャリアの専門スクール「A+STYLE(エースタイル)」のご担当者さまにお話をうかがいました。
色で明るい未来を描いて進んでいけるようなツールを作りたいと思い、
この手帳を考案しました。
はじめに、「エースタイル」とはどのようなスクールなのかお教え願えますか。
エースタイルは、奈良県奈良市にあるカラーとキャリアの専門スクールです。代表を務める林由恵は、カラーコンサルタントのほかにキャリアコンサルタントとしても活躍しており、これまで1万人以上の方にコンサルティングや講座などを行ってきました。
そこで教えているノウハウを、より多くの方に伝えるために運営しているのが、このスクールです。
コースは大きく三つありまして、ひとつは最近流行している「パーソナルカラー」を活用した「外見を磨くための講座」。ひとつは今回の「ぬりWA手帳」のような、色を使った色彩心理学やコミュニケーション、セラピーを学ぶ「内面を磨くための講座」。あとは資格を取るための「理論を学ぶ講座」で、この三つが柱になっています。
▲カラー総合スクール「エースタイル」のウェブページ
今回の「ぬりWA手帳」を作ったきっかけは何だったのでしょうか。
この手帳のテーマはキャリア支援です。2022年度版から作りはじめ、今回で2回発行しています。
初めて「ぬりWA手帳」を作った2021年は、コロナ禍で先行きが見えず、世の中はどんよりとして暗い雰囲気でした。
そういった空気を明るくポジティブにすることはできないかと考え、色で明るい未来を描いて進んでいけるようなツールを作りたいと思い、この手帳を考案しました。
色を塗りながら他の人とも対話するのですか!?
そもそも、ぬりWA® とは、「ぬり絵」と「対話」を合わせた造語なので、色を塗りながら対話をしていきます。
この「ぬりWA手帳」は購入のみも受け付けていますが、使い方を深く理解していただくために、基本的には「使い方講座」への参加をお勧めしています。
その講座では、受講生の皆さんが自分の未来をぬり絵に色や絵で描いて、それをきっかけに講座内で対話し、お互いの未来を言葉で共有します。そして、「そういうことをしたいなら、こうしたほうがいいんじゃない?」など、皆さんが理想の未来へ向けて、ポジティブにディスカッションするためのツールとしても活用しています。
ちなみに、手帳を書き続けることは難しいので、講座の後は交流会や勉強会、オンライン朝活など、定期的にイベントを催し、継続的なフォローをしています。
▲手帳を使いながら講座の参加者同士でディスカッション
それは面白そうですね。もう少し、この手帳の使い方を教えていただけますでしょうか。
最初に1年の計画を立てます。普通は頭で考えたことを文章で書き出しますが、この「ぬりWA手帳」では、1年後に自分が幸せになっている様子を思い浮かべながら、リラックスした状態で色を塗ったり、絵を描いたりしていきます。
そこからは具体的に、3カ月ごとに区切って、「こうなっていたらいいよね」というのを色から言葉に落としていくようなイメージで、目標を立てていきます。次は、月ごとに色を塗って計画を立てて、さらに週ごとに計画を立てていきます。
それで1週間が終わったら計画を振り返って、「これができた」「あれができた」「これは来週がんばろう」など、具体的に行動を言葉にして書いていきます。とにかく自由に発想をしてほしいので、まず色を塗ることから始めて、「この色を塗ったのはなぜだろう?」というところからどんどん言葉にして、自分のやりたい未来に向けて道筋を作っていきます。
▲1年の目標と3ヶ月ごとに区切った目標を書き込めるページ
手帳のはじめのほうにプレゼントの箱が描かれていますが、こちらはどのような意味があるのでしょうか。
手帳の最初のほうにあるプレゼントの箱の絵は、「1年間この手帳と過ごしてきて、どうでしたか?」という振り返りに使います。
例えば、「こんな経験をした」「あんな人に出会った」「こんな言葉をかけてもらった」など、1年間でうれしかったことや自分の成長が感じられたことを書きます。
そういった経験や成長をいろいろ挙げて、そのイメージの色を箱に塗り、改めて自分がこの1年で得たもの(=「ギフト」)を確認するページになっています。
また、年と月のはじめのページにある扉のイラストは、「ビジョンの扉」で、自分がワクワクする望む未来へ行ける新しい扉を開けるようなイメージで入れています。
ダイアリーのようなページには、日付の横に1個ずつ小さいハートマークがついていますが、こちらはどのように活用するのですか。
▲何色も使って自由に色を塗っていきます
毎日、その日に感動したことを1行書いて、その気持ちの色をハートマークに塗っていきます。
色を通して、日々の生活で自分の気持ちにポジティブに向き合う時間を作ることができます。
また、あとからトータルで見ると、「オレンジが多くて、忙しかったけど意外と楽しかったんだな」など、色から客観的に自分の心理や体調に気づくことができます。そこが、他のスケジュール管理などの手帳と大きな違いです。
林の理想のハードカバーにするために、
紙をサンカードからコート紙に変え、
光沢のあるPP加工をかけて、表現したかったマゼンタを再現しています。
仕様について、前回作った手帳はくるみ製本でしたね。今回、「ストリングPLUS」のハードカバーを選ばれたのには何か理由があるのでしょうか。
もともと代表の林には、持っているだけでテンションが上がり、気持ちが明るくなるような理想のノート像があり、ハードカバーで作ろうとしていました。
ただ、最初に作ったときはまだストリングPLUSという商品がなく、予算や部数に合うものがなかったので、とりあえず1回、ソフトカバーの手帳で作ってみようということになりました。
それを1年使ってみて、紙はもう少し厚いほうがいいという意見が出たり、ストリングPLUSも選べるようになったりしたので、より理想に近づけるために今回の仕様にしました。
ストリングPLUSは本文の糸かがり綴じが特徴ですが、綴じ方にもこだわっていらっしゃったのですか。
くるみ製本で作った手帳では、開き方によって少し塗りにくかったり、書きにくかったりするというご意見がありました。
それを解消したくて、パカッとフラットに開く糸かがり綴じのほうがいいと思ってストリングPLUSを選びました。ストリングPLUSが新しくできて本当によかったです。
今回の手帳を作るのに、特にこだわった点はございますか。
色鉛筆をメインで使うので、紙は色鉛筆で色が塗りやすいことを重要視しています。
前回の2022年度版は上質紙の70キロを使用しましたが、色を塗ると少し裏写りしたので、今回は少し厚くして90キロを選びました。
また、表紙には特にこだわりました。林の理想のハードカバーにするために、紙をサンカードからコート紙に変え、光沢のあるPP加工をかけて、表現したかったマゼンタを再現しています。表紙の発色は最も重要なので、PP加工をしていない状態の納品前サンプルを見ながら、これにPPを貼ったらどうなるのだろうとか、林と一緒に確認しました。
結果、手帳を受け取った方が、前回の手帳よりもさらに所有感が満たされるような仕上がりになったと思います。
▲理想的なマゼンタの色を再現するためにこだわり抜いて選んだ、表紙用紙とPP加工のハードカバー
カラースクールですから、表紙の色をマゼンタにした明確な理由もおありなのでしょうね。
林がカラーのプロなので、色にはそれぞれメッセージを込めています。今回の表紙のマゼンタは、自分のこだわりと信念、個性を表す「紫」と、行動の「赤」を合わせた色で、愛と慈愛の色になります。
「私は私を信じてただ行動するだけ。もっと自由に、もっと内面から、もっと自分を愛して」というメッセージが込められています。
手帳の大きさはA5サイズでコンパクトですね。どうして、このサイズにされたのでしょうか。
理想としては持ち歩きをして、オシャレなカフェなど自分が満たされる空間でササッと書いてくれたらいいなと思い、A5サイズにしました。また、いろいろなカラーの意味や物語が書いてある『カラーストーリーブック』という本がありまして、そちらもA5サイズなので、「ぬりWA手帳」と一緒に使っていただきたくてサイズを合わせました。
▲手帳と同じサイズの『カラーストーリーブック』
年明けに生徒の方々に公開する予定でしたが、
早く見せたいという思いと、早く皆さんが
これを使っている姿を見たいという思いがありました。
2回の手帳づくりで、「ここは大変だった」というところはございましたか。
初回は形を決めるのに非常に時間がかかりました。また、色が塗りやすい紙はどれかとか、くるみ製本だったので真ん中にどのくらい余白を作ればいいかなど、ゼロから考えることが多かったですね。それと、当初よりページ数を増やしたので、手帳の重さや厚み、持ったときにどうなるかなど、なかなかイメージできず不安でした。
今回は2回目だったこともあり、それほど大変なことはなく、かなりスムーズでした。糸かがり綴じだから中心部分まで開くし、ページ数や紙の厚さも前回とほぼ一緒で、仕上がりの想像がつきました。
前回の経験がいかされたんですね。では、今回の手帳が完成したときの感想はいかがでしたでしょうか。
完成品が届いたときに、理想のものができたという実感が、まず、ありました。
年末に納品していただいて、年明けに生徒の方々に公開する予定でしたが、早く見せたいという思いと、早く皆さんがこれを使っている姿を見たいという思いがありました。代表の林も同じ思いで、手帳の表紙の色を皆さんに公開する日を決めたときに、「早く言いたいね」と言っていました。
▲「ぬりWA手帳」を受け取った生徒の皆さん
先ほどのお話では、この手帳は講座に参加する方や、個人の方に販売されているとのことでしたが、そのほかにも活用されていらっしゃいますか。
1冊目は、まずは生徒さんや個人の方に向けた販売をしておりましたが、2冊目以降は企業での従業員の方のキャリア研修に導入して、教材として使用していただいています。
使用者の方から、手帳の効果や評判などはうかがっていらっしゃいますか。
前回の手帳から使っていただいているリピーターの方が多く、そういった方たちからは、人間関係が良くなったとか、物事を先送りするクセがなくなったなど、継続することで、自分でもびっくりするぐらいの変化があったとうかがいました。
人間関係が良くなったという方は、感動したことを毎日書いていくことで、小さなことにも感動するようになり、自分の考え方がポジティブになったそうです。それで人に対する言葉づかいや伝え方も変わり、人間関係が良くなったとおっしゃっていました。
3年目となる来年も、この「ぬりWA手帳」を作るご予定はございますか。
はい、また来年度版も作る予定です。具体的な構想については、交流会などで生徒さんがいろいろな意見をくださるので、改善点や、こうしたほうがいいというところがあれば、それをどんどん取り入れて、より良くしていきたいと思っています。
最後に、「書きま帳+」を利用された感想をお聞かせ願えますか。
林の理想の形の手帳を、小ロット、完全オリジナルで作れる会社を探していたのですが、そうした希望を叶えてくれたのが「書きま帳+」さんでした。
最初に手帳を作ったときは、見積もりや制作に関する疑問など、何回も問い合わせをしましたが、そのたびに迅速に対応していただきました。印刷データを入稿するときにも電話で相談しましたが、その際のご指示もわかりやすく、不安を一個ずつ解消していただいて、理想のものが完成しました。
【ぬりWA手帳公式ページ】https://nuriwatecho2.hp.peraichi.com
【ぬりWA手帳Instagram】https://www.instagram.com/nuriwatecho01
メソッドのネーミングも塗った色をもとに自分を深掘りしていく方法も大変ユニークですね。
多くの方のキャリアアップにこの手帳が活用されていると思うと私たちもうれしいです。
お話ありがとうございました。
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イメージをカラーで表現して具体化させていくポジティブツール。
将来の目標を色でイメージし、それを具体的な言葉に落としこんでいくという、カラーについて教えているスクールならではの手帳です。手帳の制作は2回目ですが、使いやすさと所有感をアップするため「ストリングPLUS」のハードカバータイプを採用し、色を塗ったときの裏写りを防ぐために、本文用紙も前回に比べやや厚くしました。手帳のデザインをされた、カラーとキャリアの専門スクール「A+STYLE(エースタイル)」のご担当者さまにお話をうかがいました。
色で明るい未来を描いて進んでいけるようなツールを作りたいと思い、
この手帳を考案しました。
はじめに、「エースタイル」とはどのようなスクールなのかお教え願えますか。
エースタイルは、奈良県奈良市にあるカラーとキャリアの専門スクールです。代表を務める林由恵は、カラーコンサルタントのほかにキャリアコンサルタントとしても活躍しており、これまで1万人以上の方にコンサルティングや講座などを行ってきました。
そこで教えているノウハウを、より多くの方に伝えるために運営しているのが、このスクールです。
コースは大きく三つありまして、ひとつは最近流行している「パーソナルカラー」を活用した「外見を磨くための講座」。ひとつは今回の「ぬりWA手帳」のような、色を使った色彩心理学やコミュニケーション、セラピーを学ぶ「内面を磨くための講座」。あとは資格を取るための「理論を学ぶ講座」で、この三つが柱になっています。

▲カラー総合スクール「エースタイル」のウェブページ
今回の「ぬりWA手帳」を作ったきっかけは何だったのでしょうか。
この手帳のテーマはキャリア支援です。2022年度版から作りはじめ、今回で2回発行しています。
初めて「ぬりWA手帳」を作った2021年は、コロナ禍で先行きが見えず、世の中はどんよりとして暗い雰囲気でした。
そういった空気を明るくポジティブにすることはできないかと考え、色で明るい未来を描いて進んでいけるようなツールを作りたいと思い、この手帳を考案しました。
色を塗りながら他の人とも対話するのですか!?
そもそも、ぬりWA® とは、「ぬり絵」と「対話」を合わせた造語なので、色を塗りながら対話をしていきます。
この「ぬりWA手帳」は購入のみも受け付けていますが、使い方を深く理解していただくために、基本的には「使い方講座」への参加をお勧めしています。
その講座では、受講生の皆さんが自分の未来をぬり絵に色や絵で描いて、それをきっかけに講座内で対話し、お互いの未来を言葉で共有します。そして、「そういうことをしたいなら、こうしたほうがいいんじゃない?」など、皆さんが理想の未来へ向けて、ポジティブにディスカッションするためのツールとしても活用しています。
ちなみに、手帳を書き続けることは難しいので、講座の後は交流会や勉強会、オンライン朝活など、定期的にイベントを催し、継続的なフォローをしています。

▲手帳を使いながら講座の参加者同士でディスカッション
それは面白そうですね。もう少し、この手帳の使い方を教えていただけますでしょうか。
最初に1年の計画を立てます。普通は頭で考えたことを文章で書き出しますが、この「ぬりWA手帳」では、1年後に自分が幸せになっている様子を思い浮かべながら、リラックスした状態で色を塗ったり、絵を描いたりしていきます。
そこからは具体的に、3カ月ごとに区切って、「こうなっていたらいいよね」というのを色から言葉に落としていくようなイメージで、目標を立てていきます。次は、月ごとに色を塗って計画を立てて、さらに週ごとに計画を立てていきます。
それで1週間が終わったら計画を振り返って、「これができた」「あれができた」「これは来週がんばろう」など、具体的に行動を言葉にして書いていきます。とにかく自由に発想をしてほしいので、まず色を塗ることから始めて、「この色を塗ったのはなぜだろう?」というところからどんどん言葉にして、自分のやりたい未来に向けて道筋を作っていきます。

▲1年の目標と3ヶ月ごとに区切った目標を書き込めるページ
手帳のはじめのほうにプレゼントの箱が描かれていますが、こちらはどのような意味があるのでしょうか。
手帳の最初のほうにあるプレゼントの箱の絵は、「1年間この手帳と過ごしてきて、どうでしたか?」という振り返りに使います。
例えば、「こんな経験をした」「あんな人に出会った」「こんな言葉をかけてもらった」など、1年間でうれしかったことや自分の成長が感じられたことを書きます。
そういった経験や成長をいろいろ挙げて、そのイメージの色を箱に塗り、改めて自分がこの1年で得たもの(=「ギフト」)を確認するページになっています。
また、年と月のはじめのページにある扉のイラストは、「ビジョンの扉」で、自分がワクワクする望む未来へ行ける新しい扉を開けるようなイメージで入れています。
ダイアリーのようなページには、日付の横に1個ずつ小さいハートマークがついていますが、こちらはどのように活用するのですか。

▲何色も使って自由に色を塗っていきます
毎日、その日に感動したことを1行書いて、その気持ちの色をハートマークに塗っていきます。
色を通して、日々の生活で自分の気持ちにポジティブに向き合う時間を作ることができます。
また、あとからトータルで見ると、「オレンジが多くて、忙しかったけど意外と楽しかったんだな」など、色から客観的に自分の心理や体調に気づくことができます。そこが、他のスケジュール管理などの手帳と大きな違いです。
林の理想のハードカバーにするために、
紙をサンカードからコート紙に変え、
光沢のあるPP加工をかけて、表現したかったマゼンタを再現しています。
仕様について、前回作った手帳はくるみ製本でしたね。今回、「ストリングPLUS」のハードカバーを選ばれたのには何か理由があるのでしょうか。
もともと代表の林には、持っているだけでテンションが上がり、気持ちが明るくなるような理想のノート像があり、ハードカバーで作ろうとしていました。
ただ、最初に作ったときはまだストリングPLUSという商品がなく、予算や部数に合うものがなかったので、とりあえず1回、ソフトカバーの手帳で作ってみようということになりました。
それを1年使ってみて、紙はもう少し厚いほうがいいという意見が出たり、ストリングPLUSも選べるようになったりしたので、より理想に近づけるために今回の仕様にしました。
ストリングPLUSは本文の糸かがり綴じが特徴ですが、綴じ方にもこだわっていらっしゃったのですか。
くるみ製本で作った手帳では、開き方によって少し塗りにくかったり、書きにくかったりするというご意見がありました。
それを解消したくて、パカッとフラットに開く糸かがり綴じのほうがいいと思ってストリングPLUSを選びました。ストリングPLUSが新しくできて本当によかったです。
今回の手帳を作るのに、特にこだわった点はございますか。
色鉛筆をメインで使うので、紙は色鉛筆で色が塗りやすいことを重要視しています。
前回の2022年度版は上質紙の70キロを使用しましたが、色を塗ると少し裏写りしたので、今回は少し厚くして90キロを選びました。
また、表紙には特にこだわりました。林の理想のハードカバーにするために、紙をサンカードからコート紙に変え、光沢のあるPP加工をかけて、表現したかったマゼンタを再現しています。表紙の発色は最も重要なので、PP加工をしていない状態の納品前サンプルを見ながら、これにPPを貼ったらどうなるのだろうとか、林と一緒に確認しました。
結果、手帳を受け取った方が、前回の手帳よりもさらに所有感が満たされるような仕上がりになったと思います。

▲理想的なマゼンタの色を再現するためにこだわり抜いて選んだ、表紙用紙とPP加工のハードカバー
カラースクールですから、表紙の色をマゼンタにした明確な理由もおありなのでしょうね。
林がカラーのプロなので、色にはそれぞれメッセージを込めています。今回の表紙のマゼンタは、自分のこだわりと信念、個性を表す「紫」と、行動の「赤」を合わせた色で、愛と慈愛の色になります。
「私は私を信じてただ行動するだけ。もっと自由に、もっと内面から、もっと自分を愛して」というメッセージが込められています。
手帳の大きさはA5サイズでコンパクトですね。どうして、このサイズにされたのでしょうか。
理想としては持ち歩きをして、オシャレなカフェなど自分が満たされる空間でササッと書いてくれたらいいなと思い、A5サイズにしました。また、いろいろなカラーの意味や物語が書いてある『カラーストーリーブック』という本がありまして、そちらもA5サイズなので、「ぬりWA手帳」と一緒に使っていただきたくてサイズを合わせました。

▲手帳と同じサイズの『カラーストーリーブック』
年明けに生徒の方々に公開する予定でしたが、
早く見せたいという思いと、早く皆さんが
これを使っている姿を見たいという思いがありました。
2回の手帳づくりで、「ここは大変だった」というところはございましたか。
初回は形を決めるのに非常に時間がかかりました。また、色が塗りやすい紙はどれかとか、くるみ製本だったので真ん中にどのくらい余白を作ればいいかなど、ゼロから考えることが多かったですね。それと、当初よりページ数を増やしたので、手帳の重さや厚み、持ったときにどうなるかなど、なかなかイメージできず不安でした。
今回は2回目だったこともあり、それほど大変なことはなく、かなりスムーズでした。糸かがり綴じだから中心部分まで開くし、ページ数や紙の厚さも前回とほぼ一緒で、仕上がりの想像がつきました。
前回の経験がいかされたんですね。では、今回の手帳が完成したときの感想はいかがでしたでしょうか。
完成品が届いたときに、理想のものができたという実感が、まず、ありました。
年末に納品していただいて、年明けに生徒の方々に公開する予定でしたが、早く見せたいという思いと、早く皆さんがこれを使っている姿を見たいという思いがありました。代表の林も同じ思いで、手帳の表紙の色を皆さんに公開する日を決めたときに、「早く言いたいね」と言っていました。

▲「ぬりWA手帳」を受け取った生徒の皆さん
先ほどのお話では、この手帳は講座に参加する方や、個人の方に販売されているとのことでしたが、そのほかにも活用されていらっしゃいますか。
1冊目は、まずは生徒さんや個人の方に向けた販売をしておりましたが、2冊目以降は企業での従業員の方のキャリア研修に導入して、教材として使用していただいています。
使用者の方から、手帳の効果や評判などはうかがっていらっしゃいますか。
前回の手帳から使っていただいているリピーターの方が多く、そういった方たちからは、人間関係が良くなったとか、物事を先送りするクセがなくなったなど、継続することで、自分でもびっくりするぐらいの変化があったとうかがいました。
人間関係が良くなったという方は、感動したことを毎日書いていくことで、小さなことにも感動するようになり、自分の考え方がポジティブになったそうです。それで人に対する言葉づかいや伝え方も変わり、人間関係が良くなったとおっしゃっていました。
3年目となる来年も、この「ぬりWA手帳」を作るご予定はございますか。
はい、また来年度版も作る予定です。具体的な構想については、交流会などで生徒さんがいろいろな意見をくださるので、改善点や、こうしたほうがいいというところがあれば、それをどんどん取り入れて、より良くしていきたいと思っています。
最後に、「書きま帳+」を利用された感想をお聞かせ願えますか。
林の理想の形の手帳を、小ロット、完全オリジナルで作れる会社を探していたのですが、そうした希望を叶えてくれたのが「書きま帳+」さんでした。
最初に手帳を作ったときは、見積もりや制作に関する疑問など、何回も問い合わせをしましたが、そのたびに迅速に対応していただきました。印刷データを入稿するときにも電話で相談しましたが、その際のご指示もわかりやすく、不安を一個ずつ解消していただいて、理想のものが完成しました。
【ぬりWA手帳公式ページ】https://nuriwatecho2.hp.peraichi.com
【ぬりWA手帳Instagram】https://www.instagram.com/nuriwatecho01
メソッドのネーミングも塗った色をもとに自分を深掘りしていく方法も大変ユニークですね。
多くの方のキャリアアップにこの手帳が活用されていると思うと私たちもうれしいです。
お話ありがとうございました。
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