インタビュー株式会社ドーム様製作のオリジナルノート

/ さまざまなアスリートのパフォーマンス向上を目指したノベルティ、/
『アンダーアーマー』オリジナルノート。
「トップアスリートから初心者まで、すべてのアスリートが我々の顧客だ」というコンセプトで世界中のアスリートから絶賛されている『アンダーアーマー』の日本総代理店、株式会社ドーム様が、『書きま帳+』でオリジナリティ溢れるノベルティノートを製作され、特別なお得意さまに配布をされました。
黒レザー仕様のカバーに『アンダーアーマー』のロゴマークを型押ししただけのシンプルなデザインは、重厚感とブランドイメージが鮮烈に「記憶に残る」逸品となりました。
この「ノベルティノート」の製作を企画し、実現に奔走されたコンシューマーマーケティング部の阿部敏さんに「アスリートのためのノートづくり」についてお話をお訊きしました。
「アンダーアーマーのノベルティノート」の想像以上の反響から
アスリートの「成長」と「書くこと」の相乗効果を再認識しました。
阿部さんが所属する「コンシューマーマーケティング部」では、どのような業務をされているのでしょうか?
▲今回インタビューにご協力くださった阿部さん
株式会社ドームのマーケティング組織には、ブランドマーケティング部、コンシューマーマーケティング部、クリエイティブ部の3部門があります。
ブランドマーケティング部は、毎年、どのような商品をメインとして、どういう方向性で、どんな風に「ブランド」を打ち出していこうか、という「コンセプトメイク」を行う部署となります。
その基本方針を受けコンシューマーマーケティング部では、さまざまなメディアとの取り組みや、広告展開、いわゆる“プロモーション”的な部分を担います。また、自社のソーシャルメディアの運営や、「ブランドのメルマガ」運営、サイトの運営など、「お客さまとの直接的なコミュニケーション」を行っています。
クリエイティブ部は、ブランドマーケティング部が実現していきたいこと、例えば私たちが「こういう広告で、このコンセプトで、コンシューマーに伝えていきたい」ということを、一緒にディスカッションしながらコンテンツなどの撮影や制作などを進めていきます。
『アンダーアーマー』のプロモーション的な部分を担うコンシューマーマーケティング部が、今回、どのような理由でノベルティノートを作られたのか、興味がわいてきました!
私たちの部署には「ひとつ重要なミッション」があって、シンプルに「お客さまを喜ばせる」こと。いかに「顧客のブランドロイヤルティを高めていくのか」という命題があります。
それを考え続けた結果、一昨年から始めた企画なのですが、年末にたくさん商品をお買い上げしていただいたお客さまに対して、「この時期にしかもらえないノベルティを差し上げます」という企画を実施することになりました。
一昨年は、スマホのアプリ操作をしていて、トレーニング中のデータを記録している時に途中で充電不足でできなくなる。取っておきたい記録データを逃さないようにと「置いておくだけで充電できる」というワイヤレス充電器を作ってみました……。ところが、フリマアプリにたくさんのノベルティが出品されているのを見て、正直、ショックを受けました。
そこで、去年は「どういうノベルティをお渡ししたらいいだろうか」とメンバーで徹底的にディスカッションをしました。その結果が、「オリジナルノート」だったのです。
確かに「アプリで履歴を保存していく」とデータは貯まりますが、「記憶」には残り難い。やはり「手で書いて」、「書くことによって脳が刺激を受けて」、「後で読み直すことでいろいろなことに気づいて」……ということを、「小さい時からやっていった方がいい」、という結論になりました。
最近、メジャーリーグで活躍する選手の子どもの頃の野球ノートが話題になりましたが、とくに小さなアスリートの卵といえる時期のものは、大人になった時に自分だけの「宝物」となる。デジタルで記録するだけでなく、自分の学びや気づきなどをしっかりノートに書き留めていくことの重要さを、ノベルティの企画をしている時にスタッフのみんなで再確認しました。
実際に、私は息子に「今日、先生に言われたこととか、明日こうしたいなと思ったことをノートに書き留めよう」とよく言っています。私自身の体験もあって「シンプルなことこそ真理だ」、という確信と自信にも繋がっていきました。
このような習慣をお客さま全員にもやっていただけたらいいな、という想いもありまして。「あの時、これを書いたからパフォーマンスが上がったんだ、自分がよくなったんだな」というように「何かの記憶に残るもの」になればと。いまは「アンダーアーマーのノート」なのですけれども、いつか将来、「ノート以上の価値」になるのではと想っています。
「自分が想ったり、学んだりしたことをアウトプットして、
ノートに書いておくという習慣のベースは、きっと、
これからもぜったいに変わっていかないのだろうな、と思っています」。
そのような真心のこもった想いで作られた「オリジナルノート」が完成して、配布されたそのノートには、どのような反響があったのでしょうか?
このノートをお客さまに配布した後、SNS上では、どのような反応があるのかなって見ていたのですが、やっぱりフリマアプリには出ていたんです(笑)。
ところが、配布した数に対してフリマに出品されていた数が前回と比較してもものすごく少なかった。以前に実施したノベルティでは、配送した次の日にはもうビックリするほど出ていたんですよね(笑)。
そうなると、社内でも「これは作る意味があったのか?」という、疑問が噴出します。ところが、このオリジナルノートに関しては、実際にノートを手にされたお客さまからは「想像していたものよりもいいものが届いたね」、「すごくしっかりしていてよかった」という声が上がってきて、私たちとしても、すごく嬉しかった!
その上、お客さま用として製作していたにも関わらず、社員、スタッフからも「欲しい」という声が多々きて(笑)。嬉しい誤算もありました。
実は、私のこだわりでお客さまには、すべて自分たちで1冊1冊、手詰めでノートを梱包して送っていたのです。メンバーで1ヶ月くらいかけて、土日を使って箱詰めしました。それを見ていた他部署の社員が、「何それ、すごくいいじゃん!」、「オレにもくれよ!」とみんなが欲しがってくれました。
「書きま帳+」さんには、とてもいいものをご提案・製作していただいてよかったです。
▲マットなブラックレザー素材にロゴを空押しした表紙
お得意さまはもちろん、社員の方々からも喜ばれ、欲しがられたほど好評だった今回のノート。企画制作の要となった「こだわり」とは何だったのか、教えていただけますか?
第1に、黒革仕様のハードカバーであるということ。『アンダーアーマー』ブランドを象徴的に表現したかった。次に、本体の中身では、どこでも区切れるように「方眼」であること。それとページ数、160ページという重厚感。この3つは、とくにこだわりました。
「ノートに書いても一過性で終わってしまってはもったいないな」と考えて、長く大切に使い、保存できる体裁としたかった。まるで「自分史」、自身の成長記録ノートのように想ってくれるものを創って、お届けしたいと思い企画しました。
160ページもあれば、上下に区切って「今日はこんなことをやった、こんなことに気づいた」と書いていっても「1年間は使えるね」というイメージでした。だからページ数はとくにこだわりました。あとは「方眼」です。
アスリートだと、例えばゴルフをしている人はスイングの形を描きたいとか、野球だったら(実は私もそうなんですが)、結構、絵を描きたいという人がたくさんいるので、罫線にしてしまうと書きづらい。だから方眼にはこだわりました。
「ハードカバー」というのは、やはり「自身で書いたものをいつまでも読み返してもらいたい」という想いがあったからですね。「あの時、気づいたあれって、何だったっけ?」とか、「1年前の自分って何にこだわっていた?」などと振り返る時に、このノートが本棚に置いてあって、「これが去年の、これが今年の」と、読み返していただきたかったのです。ということで、この「3つのコンセプト」にはこだわりました。
▲アンダーアーマーロゴと方眼のみで自由に使いやす
い本文
黒レザー仕様の装丁も『アンダーアーマー』らしさが出ていますが、違う色味のノートも見てみたいところですね(笑)。今後も、引き続きいろいろなノベルティを企画し創られていくということですが……。
これは構想中なのですけれど、もし次のノートを作る時には違う色にできないかなと。今回は、最初だったので黒にしましたが、できればいろいろな色で作ってみたいですね。「色と記憶」って結構、「直観的に結びつく」ものだと思っています。黒いノートにはあの時のことが書いてあるとか、青いノートにはこんな時のことが、白のノートは……、って想い出してもらえるといいだろうなと、いろいろと考えています。
流行りものにすると3年4年と経った時に、「アンダーアーマーでもらったもの」を見ると、「流行りものばかりでは」と、思われることはブランドイメージの毀損(きそん)にもつながります。「すべてのアスリートのパフォーマンスをよりよくしたい。そして、その延長線上に人生をも豊かにしたい」というブランドの普遍的ビジョンがあります。
そういう意味では、「ノート」の機能性から発して、恒常的に人間のパフォーマンスの向上に役立つものをお客さまには届けていきたい、「ブランドアイデンティティ」の根幹みたいな部分には、きっとこれからも「こだわっていく」と思います。
▲アンダーアーマー商品販売店舗にて
ことあるごとに、またいつでも書き込むことで、「トレーニングノート」が世界に1冊しかない「自分史」になっていくという話にまで発展し、「1冊のノートがもつ可能性と未来」をあらためて感じたインタビューとなりました。
長いお時間を頂戴し、また素晴らしいお話をお聴かせくださいました阿部さんに、この場からあらためまして御礼を申し上げます。(毎年、色違いのオリジナルノート企画、楽しみにお待ちしています!)
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黒レザー仕様のカバーに『アンダーアーマー』のロゴマークを型押ししただけのシンプルなデザインは、重厚感とブランドイメージが鮮烈に「記憶に残る」逸品となりました。
この「ノベルティノート」の製作を企画し、実現に奔走されたコンシューマーマーケティング部の阿部敏さんに「アスリートのためのノートづくり」についてお話をお訊きしました。
「アンダーアーマーのノベルティノート」の想像以上の反響から
アスリートの「成長」と「書くこと」の相乗効果を再認識しました。
阿部さんが所属する「コンシューマーマーケティング部」では、どのような業務をされているのでしょうか?

▲今回インタビューにご協力くださった阿部さん
株式会社ドームのマーケティング組織には、ブランドマーケティング部、コンシューマーマーケティング部、クリエイティブ部の3部門があります。
ブランドマーケティング部は、毎年、どのような商品をメインとして、どういう方向性で、どんな風に「ブランド」を打ち出していこうか、という「コンセプトメイク」を行う部署となります。
その基本方針を受けコンシューマーマーケティング部では、さまざまなメディアとの取り組みや、広告展開、いわゆる“プロモーション”的な部分を担います。また、自社のソーシャルメディアの運営や、「ブランドのメルマガ」運営、サイトの運営など、「お客さまとの直接的なコミュニケーション」を行っています。
クリエイティブ部は、ブランドマーケティング部が実現していきたいこと、例えば私たちが「こういう広告で、このコンセプトで、コンシューマーに伝えていきたい」ということを、一緒にディスカッションしながらコンテンツなどの撮影や制作などを進めていきます。

『アンダーアーマー』のプロモーション的な部分を担うコンシューマーマーケティング部が、今回、どのような理由でノベルティノートを作られたのか、興味がわいてきました!
私たちの部署には「ひとつ重要なミッション」があって、シンプルに「お客さまを喜ばせる」こと。いかに「顧客のブランドロイヤルティを高めていくのか」という命題があります。
それを考え続けた結果、一昨年から始めた企画なのですが、年末にたくさん商品をお買い上げしていただいたお客さまに対して、「この時期にしかもらえないノベルティを差し上げます」という企画を実施することになりました。
一昨年は、スマホのアプリ操作をしていて、トレーニング中のデータを記録している時に途中で充電不足でできなくなる。取っておきたい記録データを逃さないようにと「置いておくだけで充電できる」というワイヤレス充電器を作ってみました……。ところが、フリマアプリにたくさんのノベルティが出品されているのを見て、正直、ショックを受けました。
そこで、去年は「どういうノベルティをお渡ししたらいいだろうか」とメンバーで徹底的にディスカッションをしました。その結果が、「オリジナルノート」だったのです。
確かに「アプリで履歴を保存していく」とデータは貯まりますが、「記憶」には残り難い。やはり「手で書いて」、「書くことによって脳が刺激を受けて」、「後で読み直すことでいろいろなことに気づいて」……ということを、「小さい時からやっていった方がいい」、という結論になりました。
最近、メジャーリーグで活躍する選手の子どもの頃の野球ノートが話題になりましたが、とくに小さなアスリートの卵といえる時期のものは、大人になった時に自分だけの「宝物」となる。デジタルで記録するだけでなく、自分の学びや気づきなどをしっかりノートに書き留めていくことの重要さを、ノベルティの企画をしている時にスタッフのみんなで再確認しました。
実際に、私は息子に「今日、先生に言われたこととか、明日こうしたいなと思ったことをノートに書き留めよう」とよく言っています。私自身の体験もあって「シンプルなことこそ真理だ」、という確信と自信にも繋がっていきました。
このような習慣をお客さま全員にもやっていただけたらいいな、という想いもありまして。「あの時、これを書いたからパフォーマンスが上がったんだ、自分がよくなったんだな」というように「何かの記憶に残るもの」になればと。いまは「アンダーアーマーのノート」なのですけれども、いつか将来、「ノート以上の価値」になるのではと想っています。

「自分が想ったり、学んだりしたことをアウトプットして、
ノートに書いておくという習慣のベースは、きっと、
これからもぜったいに変わっていかないのだろうな、と思っています」。
そのような真心のこもった想いで作られた「オリジナルノート」が完成して、配布されたそのノートには、どのような反響があったのでしょうか?
このノートをお客さまに配布した後、SNS上では、どのような反応があるのかなって見ていたのですが、やっぱりフリマアプリには出ていたんです(笑)。
ところが、配布した数に対してフリマに出品されていた数が前回と比較してもものすごく少なかった。以前に実施したノベルティでは、配送した次の日にはもうビックリするほど出ていたんですよね(笑)。
そうなると、社内でも「これは作る意味があったのか?」という、疑問が噴出します。ところが、このオリジナルノートに関しては、実際にノートを手にされたお客さまからは「想像していたものよりもいいものが届いたね」、「すごくしっかりしていてよかった」という声が上がってきて、私たちとしても、すごく嬉しかった!
その上、お客さま用として製作していたにも関わらず、社員、スタッフからも「欲しい」という声が多々きて(笑)。嬉しい誤算もありました。
実は、私のこだわりでお客さまには、すべて自分たちで1冊1冊、手詰めでノートを梱包して送っていたのです。メンバーで1ヶ月くらいかけて、土日を使って箱詰めしました。それを見ていた他部署の社員が、「何それ、すごくいいじゃん!」、「オレにもくれよ!」とみんなが欲しがってくれました。
「書きま帳+」さんには、とてもいいものをご提案・製作していただいてよかったです。

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お得意さまはもちろん、社員の方々からも喜ばれ、欲しがられたほど好評だった今回のノート。企画制作の要となった「こだわり」とは何だったのか、教えていただけますか?
第1に、黒革仕様のハードカバーであるということ。『アンダーアーマー』ブランドを象徴的に表現したかった。次に、本体の中身では、どこでも区切れるように「方眼」であること。それとページ数、160ページという重厚感。この3つは、とくにこだわりました。
「ノートに書いても一過性で終わってしまってはもったいないな」と考えて、長く大切に使い、保存できる体裁としたかった。まるで「自分史」、自身の成長記録ノートのように想ってくれるものを創って、お届けしたいと思い企画しました。
160ページもあれば、上下に区切って「今日はこんなことをやった、こんなことに気づいた」と書いていっても「1年間は使えるね」というイメージでした。だからページ数はとくにこだわりました。あとは「方眼」です。
アスリートだと、例えばゴルフをしている人はスイングの形を描きたいとか、野球だったら(実は私もそうなんですが)、結構、絵を描きたいという人がたくさんいるので、罫線にしてしまうと書きづらい。だから方眼にはこだわりました。
「ハードカバー」というのは、やはり「自身で書いたものをいつまでも読み返してもらいたい」という想いがあったからですね。「あの時、気づいたあれって、何だったっけ?」とか、「1年前の自分って何にこだわっていた?」などと振り返る時に、このノートが本棚に置いてあって、「これが去年の、これが今年の」と、読み返していただきたかったのです。ということで、この「3つのコンセプト」にはこだわりました。

▲アンダーアーマーロゴと方眼のみで自由に使いやす い本文
黒レザー仕様の装丁も『アンダーアーマー』らしさが出ていますが、違う色味のノートも見てみたいところですね(笑)。今後も、引き続きいろいろなノベルティを企画し創られていくということですが……。
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流行りものにすると3年4年と経った時に、「アンダーアーマーでもらったもの」を見ると、「流行りものばかりでは」と、思われることはブランドイメージの毀損(きそん)にもつながります。「すべてのアスリートのパフォーマンスをよりよくしたい。そして、その延長線上に人生をも豊かにしたい」というブランドの普遍的ビジョンがあります。
そういう意味では、「ノート」の機能性から発して、恒常的に人間のパフォーマンスの向上に役立つものをお客さまには届けていきたい、「ブランドアイデンティティ」の根幹みたいな部分には、きっとこれからも「こだわっていく」と思います。

▲アンダーアーマー商品販売店舗にて
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