「表紙合紙加工」で重厚感のある表紙に
表紙の紙に厚紙を貼り合わせて、表紙を厚く丈夫に加工する「表紙合紙加工」。オリジナルノートの耐久性が増すとともに、高級感や重厚感も演出できます。今回はオプション加工「表紙合紙加工」について解説します。
表紙を厚くし、高級感を出す「表紙合紙加工」
ノベルティや記念品としてオリジナルノートを作るなら、より高級に見えるほうが、贈った人にも喜んでもらえますよね。そんな高級感を出す方法のひとつが、オプション加工の「表紙合紙加工」です。
「書きま帳+」のオリジナルノートの表紙は、本文よりも厚めの表紙用紙に印刷していますが、「表紙合紙加工」では、厚いボール紙に表紙を貼り付けることで、表紙をさらに厚く、丈夫にします。重量も増えるため、手に取ると重厚感も感じられるでしょう。
紙を貼り合わせるだけではない合紙加工技術
合紙加工というのは、2枚以上の紙を貼り合わせて厚い紙に加工することで、印刷した紙と厚紙(板紙)だけでなく、印刷した紙と段ボール紙、厚紙と厚紙など、さまざまな組み合わせがあります。
この加工技術は、ただ接着剤を塗って貼り合わせるだけではありません。貼り付けたあとにできるシワや反りを防止するために、プレス加工などのさまざまな対策が施されています。用途としてはノートの表紙以外に、ショップの店頭に置かれるPOP広告や、キャラクターなどが印刷された立て看板など、さまざまな印刷物に用いられています。
リングノートのみ対応の「表紙合紙加工」
「書きま帳+」のオプション加工の「表紙合紙加工」は、リング製本にのみ対応しており、貼り合わせる厚紙は、約1.2ミリの「厚手タイプ」と、約0.9ミリの「薄手タイプ」の2種類から選べます。
「表紙合紙加工」と同時にオプション加工の「表紙内側印刷」を行う場合は、厚紙の両面に印刷用紙を貼る「両面合紙」になります。この場合、厚みは片面合紙よりも約0.1ミリ厚くなります。合紙加工は裏表紙にも行うことができますが、表紙・裏表紙の両方に行う場合、オプション基本料金が2倍になります。
また、「表紙合紙加工」は製作過程が多いため、納期が基本仕様のオリジナルノートよりも1週間程度長くなりますので、注文の際には納品スケジュールにご注意ください。