小学校で習う漢字の数はいくつ?
小学生は6年間でいくつの漢字を学習するか、ご存知ですか? 子供が小学校に上がると、国語・算数・理科・社会をはじめ、いろいろな教科を学ぶようになりますが、なかでも漢字は、算数の計算とともに勉強させるのが大変ですよね。今回は、教育漢字や常用漢字にまつわる数の話をご紹介します。
徐々に増えてきた教育漢字の数
教育漢字や常用漢字という言葉は、耳にしたことがあると思いますが、常用漢字は「一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」であり、教育漢字は、常用漢字のなかから、小学校6年生までに学ぶ漢字として定められたものです。
教育漢字の現在の数は1006字です。学年ごとに学ぶ漢字を分けた「学年別漢字配当表」というものがあり、それによると1年生は80字、2年生は160字、3・4年生は200字、5年生は185字、6年生が181字となっています。学年が上になるほど多くなるというわけでもないのがちょっと意外な感じがします。
ただ、最近のニュース(2016年5月)によると、今後は大阪の「阪」や熊本の「熊」など、都道府県名に使われている20字が小学校の必修となり、いずれは現在の1006字から1026字に増えるそうです。ちなみに教育漢字が現在の数になったのは1989年で、1958年当時は881字、1977年は996文字でした。昔の小学生のほうが、覚える数で比べれば多少は楽だったといえるようです。
漢検1級合格に必要な、覚える漢字の数は?
一方の「常用漢字」の数は、2010年の改定では2136文字となっており、教育漢字の数を引くと1130字になります。中学生になると、これらを毎年300から400字程度学習し、中学3年生の指導要領によると、常用漢字の「大体を読むこと」というレベルに達しなければなりません。これらの大量な漢字を、英単語や方程式などと一緒に覚えなければならないのですから、中学生も大変です。
ちなみに日本漢字能力検定、いわゆる「漢検」では、常用漢字2136文字を読み書き、活用できるというレベルは2級にあたり、最上級の1級では、約6000字の読み書きができて、活用できなければならないそうです。約2000字の常用漢字でも四苦八苦してるのに、6000字も覚えなければならないなんて、頭がクラクラしそうですね。
スタートはオリジナルの「漢字学習ノート」で
小学校に上がる子供は、これから長い漢字学習の道が始まります。その最初のところでは、何とかつまづかずに学習をスタートしてもらいたいですよね。そこで利用したいのが、オリジナルの「漢字学習ノート」です。「書きま帳+」のオリジナルノートなら、「本文オリジナル印刷」を追加することで本文を好きなようにデザインできますから、漢字を書くマス目の大きさを変えたり、バランスよく書くための十字の点線なども入れることができます。学校の教材としてはもちろん、小学生向けの学習塾でも教材にするなど、検討してみてはいかがでしょうか。
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