英語学習ノートに4本線が引かれているのはなぜ?
学校で英語を学ぶとき、最初にするのが、ABCから始まるアルファベットを書いて覚えることです。そのときには普通のノートではなく、4本線が引かれた特別なノートを使いますが、どうして4本線なのでしょうか?
アルファベットの書き方を覚えるためのノート
AからZまでの26個の文字からなる英語のアルファベット。英語の学習を始めるときは、まずこのアルファベットを覚えるところから始まりますよね。大文字、小文字に加えて、それぞれの筆記体もありますが、現在の学校教育では筆記体は必修ではないそうです。
このときに使用するのが、4本線が引かれた英語学習ノートです。この4本線は、アルファベットをバランスよく書くためのもので、このようなノートを、英語では「習字帳」という意味で「ペンマンシップ(Penmanship)」と呼びます。
英語学習ノートの4本線それぞれには名称があった
英語学習ノートの4本線のうち、上から3本目の線は、ほかの線より少し太かったり、赤色の線だったりします。これは「ベースライン(Baseline)」と呼ばれ、アルファベットを書くときの基礎の線になるので、ほかの3本とは区別されています。
アルファベットの大文字は、ベースラインと一番上の線である「アセンダライン(Ascender line)」のあいだのスペースを使って書かれます。
一方の小文字は、ベースラインと上から2番目の「ミーンライン(Mean line)」のあいだに書かれるのが基本ですが、「b」「d」「f」のようにミーンラインから上に突き出てアセンダラインまで延びる字や、「g」「p」「q」のように、ベースラインから下に突き出て、一番下の「ディセンダライン(Descender line)」まで延びる字もあります。
ちなみに、英語圏で使われる便せん(Writing Paper)では、4本線ではなく3本線が引かれているものが多く、ディセンダラインが省略されているほか、ミーンラインは点線になっている場合が多いようです。
「書きま帳+」で作る4本線の英語学習ノート
このアルファベットを覚えるための英語学習ノートは、「書きま帳+」のオリジナルノートでも作ることができます。オプション加工の「本文オリジナル印刷」を利用すれば、本文ページを4本線にすることができます。また、見本として4本線の上にアルファベットの文字を薄く印刷することも可能です。
表紙も自由にデザインできるので、学校や英語学習スクールで作る場合などは、校章やロゴなどを入れることもできます。入学の記念品、あるいは生徒さん向けの教材として、オリジナルの英語学習ノートを作ってみてはいかがでしょうか。
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