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絵を描くときに使う「クロッキー帳」ってスケッチブックとどこが違うの?

2018年6月29日

絵を描くときに使う「クロッキー帳」ってスケッチブックとどこが違うの?

文房具店や画材店で売られている「クロッキー帳」。スケッチブックの一種で、絵を描くための画材ですが、では、スケッチブックとどこが違うのでしょうか。また、そもそもクロッキーとはどういう意味なのでしょうか?今回はクロッキーとクロッキー帳について解説します。

「クロッキー」という言葉はどういう意味?

スケッチとクロッキーは、どちらも絵を描くことを指す言葉ですが、クロッキーという言葉にはなじみがない人がいるかもしれません。
スケッチもクロッキーも、目の前に見えているものをおおまかに描くという点では同じになります。実際、クロッキーはフランス語で「croquis」と書きますが、辞書を引くと「スケッチ」という意味が出てきます。
ですが、クロッキーは「速写」とも訳され、人体などの動きのあるものを、短時間で描写していくことをいいます。これを練習することによって、基礎的な画力を高めていくことができるそうです。
学校の図画や美術の時間に経験する「デッサン」は、対象をじっくり見て、明暗や質感などをていねいに描写していくという点で、クロッキーとはまったく逆の描き方になります。

絵を描く以外の利用者も多いクロッキー帳

クロッキー帳とスケッチブックの違いは、使用する紙です。スケッチブックが画用紙を使うのに対して、クロッキー帳はクロッキー紙という薄い紙を使用しています。
厚い画用紙を使っているスケッチブックでは、スケッチをした上に水彩などで色をつけることもできます。これに対してクロッキー帳の薄紙は、水彩には向いておらず、鉛筆やコンテなどでの単色の描写に向いています。
クロッキー帳のメリットは、紙が薄いので、スケッチブックよりもページを増やせることです。短時間に次々と描いていくクロッキーには、このほうが好都合といえるでしょう。
また、クロッキー帳は絵を描くだけでなく、アイデアを手書きの図におこして整理したり、打ち合わせで簡単な絵を描いて説明したりするなど、アイデア帳や落書きノートとして使っている人も数多くいます。

「書きま帳+」でも作れるオリジナルのクロッキー帳

製本を選び、オプション加工の「本文用紙変更」で薄い上質紙に変更し、「本文ページ数追加」でページ数を増やせば体裁は整います。さらにオプション加工の「表紙用紙変更」で、表紙をクラフト紙に変更すれば、画材らしさが増すでしょう。
絵画教室でオリジナルのクロッキー帳を作ったり、また、絵画以外でも、アイデアノートとしてノベルティや販売品に利用してみてはいかがでしょうか。

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