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オリジナルノートに載せる写真は解像度に注意!

2018年5月2日

オリジナルノートに載せる写真は解像度に注意!

オリジナルノートの表紙に写真を掲載するときに注意したいのは、画像のサイズや解像度です。では、これらのデータはどのように設定すればよいのでしょうか? 今回は画像の解像度や画像のサイズについて解説します。

画像の解像度とは1インチあたりのドット数

書きま帳+Gallery」でいろいろなオリジナルノートを見ると、やはり表紙に写真やイラストを載せたものが多いですね。実際にオリジナルノートを作るときに注意したいのが、この写真の画像の「解像度」です。パソコンではきれいに見える写真でも、解像度が低いと、印刷した画像が粗くなることがあるからです。
画像の解像度は「dpi」という単位で表示されます。これは「dot per inch(ドット・パー・インチ)」の頭文字からつけられたもので、「1インチあたりのドット数」という意味になります。1インチ、つまり約2.54センチの長さに画像のドット(点)が何個並んでいるかということで、数値が多いほど画像がきめ細かくなり、数値が少ないほど粗くなります。
パソコンの画面では72dpiか96dpiで十分ですが、オリジナルノートなどの印刷物をきれいに印刷するには、300~400dpi程度の解像度が必要になります。

画像サイズを変えても解像度は変わらない

画像ファイルのプロパティの詳細を見ると、解像度を見ることができますが、画像のデータには、ほかに「3264×2448」のように表示されている「画像の大きさ」がありますよね。これは写真を構成する縦横の画素数で、数字が大きいほどきめ細かい写真ということになります。
ただし、どんなに大きいサイズの画像でも、解像度が低い場合があります。この場合、画像加工アプリで画像を拡大・縮小しても、解像度は変わりません。解像度を変更するには、IllustratorやPhotoshopなど、解像度を変更する機能があるグラフィックデザインソフト‎が必要になるのです。
ですから、オリジナルノートの表紙に画像を掲載するときには、上記のグラフィックデザインソフト‎を使って、画像の解像度を300~400dpiに設定する必要があります。

印刷サイズに応じた画像の大きさ

一方、画像の大きさは、印刷するサイズに合わせる必要があります。画像の大きさは、「印刷するサイズ(インチ)×解像度(300dpi)」で割り出せます。例えばA5サイズ(210ミリ×148ミリ)全面に写真を掲載する場合、画像は「2480×1748」以上のサイズが必要になります。
「書きま帳+」のオリジナルノートの表紙に写真などの画像を使用するときは、このように解像度と画像のサイズにご注意ください。

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