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「くるみ製本」で重厚感のあるノートを作ろう

2016年9月20日

くるみ製本ノート

「くるみ製本」の意味を知らずに、文字を初めて見ると、木の実のクルミを連想するかもしれません。もちろん関係はないのですが、では、くるみ製本の“くるみ”とは、どういう意味なのでしょうか? 今回はくるみ製本の仕組みと特徴を紹介します。

表紙で本文を“くるむ”から「くるみ製本」

「書きま帳+」のオリジナルノートには「リング製本」「ミシン製本」「中綴じ製本」、そして「くるみ製本」の4種類の製本タイプがあります。リングで綴じるリング製本、ミシンを使って糸で綴じるミシン製本、針金で綴じる中綴じ製本と、それぞれいろいろなものを使ってノートを綴じていますが、くるみ製本で使うのは、接着剤です。
ノート本文の背の部分に接着剤をつけて、表紙を貼り合わるというのが、くるみ製本の仕組みです。このとき、表紙で本文をくるむようなかたちになることから、「くるみ製本」と呼ばれています。糸や針金といった、ページを綴じるための線を使わないことから「無線綴じ」とも呼ばれ、大部分の書籍や雑誌が、この方式で製本されています。

分厚い雑誌もしっかり綴じる

くるみ製本のメリットは、本文のページを大幅に増やしても対応できることです。ミシン製本や中綴じ製本は、半分に折りたたんだ紙の背の部分を綴じているので、ページ数を増やすにつれて背の部分が分厚く、丸くなり、糸や針金で綴じるのが難しくなります。くるみ製本は、その丸くなる部分をバッサリ裁断して、背を平らにしています。その平らになった部分に強力な接着剤を塗って、表紙を貼り付けるので、ページが増えても頑丈なのです。くるみ製本で作られたものには、分厚いコミック雑誌などもありますが、多少乱暴に扱っても、バラバラになったりしませんよね。

記念品ノートに重厚感を出そう

「書きま帳+」でくるみ製本のオリジナルノートを作る場合、オプション加工の「本文ページ数追加」で、ページを大幅に増やすことができます。基本仕様は50ページですが、最大で300ページまで追加できます。
オリジナルノートを記念品として贈る場合などは、ノートに少し重みがあるほうが、受け取ったときに特別な感じがしますよね。ページ数を増やす以外にも、オプション加工の「表紙用紙変更」で、表紙を重めの紙に変更することもできます。学校の卒業記念などの贈り物として、くるみ製本で重厚感のあるオリジナルノートを作ってみませんか?

詳細:大量ページに対応可能なくるみ製本についてはこちら


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