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大学ノートの「大学」は、あの○○大学!?

2016年9月16日

大学ノート

昔ながらの渋い表紙デザインで、レトロな香りが漂う「大学ノート」。このタイプのノートはいつごろ作られたのか、なぜ大学ノートと呼ばれているのか、ご存知ですか。今回は大学ノートの由来を解説します。

昔から変わりのないスタンダードなノート

「大学ノート」とは、一般的な意味では、学生が持っているようなB5サイズの横書きのノート全般ということになります。ですが、文具好き、ノート好きの方にとっての「大学ノート」といえば、やはり、あの昔から変わりのない、クラシックなデザインのノートですよね。
表面に細かい毛が混ざり、薄く色づけされた厚紙に、レトロな飾りの罫線が四角い枠線として印刷された表紙、そしてノートの背を補強する黒いクロステープには、上のほうにクリーム色のラベルが貼られ、下のほうにはブランド名や製品番号が、金の箔押しで刻印されています。
文房具店で、現代的なデザインのノートと一緒に並んでいると、少し地味な感じがしますが、好んで使用しているファンも少なくないのではと思います。

東大生に大人気となった大学ノート

大学ノートの誕生は、明治時代初期の1884年(明治17)までさかのぼります。その誕生に縁があったのは、なんと、あの東京大学。ちなみに、当時は東京帝国大学という名称になる前で、現在と同じ東京大学という名称だったようです。
海外から帰ってきた東大の教授が、大学の前にあった「松屋」という洋書店に、イギリスのフールス紙という筆記用の紙で、ノートを作って売るように勧めたというのが、大学ノートのルーツです。そのノートは非常に書きやすく、東大生のあいだでたちまち評判になったため、それを聞いた神田の「丸善」が、「大学ノート」と名づけて大量生産し、世の中に広まったというわけです。

大学ノートっぽいオリジナルノートを作るなら

「書きま帳+」でも、大学ノートと同じようなオリジナルノートを作ることができます。製本の方式は、大学ノートと同じく糸で綴じる「ミシン製本」で、本文タイプは横罫線、クロステープも黒を選ぶといいでしょう。
オススメのオプション加工は、「本文用紙変更」です。「書籍用紙(淡クリームキンマリ)」を選べば、クリームがかった柔らかい感じの、大学ノートの紙に近づけることができます。
あとは、いかにも大学ノートらしい、クラシックな表紙デザインを用意すれば、オリジナルな大学ノートを作れるでしょう。大学のサークルメンバー同士で持つノートや、ゼミの研究ノートなどをオリジナルノートで作るなら、シックで落ち着いたデザインの大学ノート風にしてみてはいかがでしょうか。

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