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「特色」ってどんな色?

2016年9月27日

特色印刷

「書きま帳+」の「本文オリジナル印刷」は、印刷の色を、モノクロとフルカラーと「特色1C」から選べます。ですが、モノクロとカラーはわかっても、「特色ってどんな色なの?」って思う人もいるのでは? 今回は「特色印刷」について解説します。

「特色」とは、基本4色以外のさまざまな色のこと

パソコンのカラープリンターを持っている人ならわかると思いますが、カラー印刷を行うときには、基本的に4色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)のインクの組み合わせで、すべての色を表現しています。だからといって、一般の印刷物に使うインクは4色しかないわけではありません。それ以外にも、あらかじめ調合された、さまざまな色のインクが作られています。それらの色のことを「特色」あるいは「スポットカラー」と言います。

人の目をひきつけるなら「特色」で

なぜ特色が必要になるのか、さまざまな理由がありますが、第一に、4色の組み合わせで作れない色があることです。金色、銀色はもちろん、ハデな蛍光色なども、専用のインクが必要になります。
また、ポスターやチラシのカラー印刷で、商品のイメージカラーなど、1色だけを特に目立たせたい場合、4色の組み合わせで表現せず、その色だけを特色にすることがあります。4色を重ねたものより、特色のほうが色が鮮やかに仕上がるからです。
1色の印刷でも、黒以外の色で印刷する場合は、特色で印刷しています。また、スーパーのチラシなど、2色で印刷されているものがありますが、これらも特色を使っています。
ちなみに、特色のインクを作っている会社は、それぞれ「カラーガイド」などといった特色の色見本帳を出しており、デザイナーは、それを見ながら特色を選び、それぞれの色につけられた番号で、色の種類を指定しています。

特色で印刷するオリジナルノート本文

「書きま帳+」でも、「本文オリジナル印刷」の「特色1Cオフセット印刷」で、特色を使用しています。ちなみに「1C」というのは、1色刷りのことです。「本文オリジナル印刷」は、ノートの本文ページを自由にデザインできるオプション加工ですが、その本文の罫線や文字などの色を、ブルー、グレー、ピンク、グリーンの4色から選ぶことができます。別料金になりますが、この4色以外の色からも指定できます。特色を使えば、通常の黒1色の印刷よりも、柔らかい印象になるでしょう。
「特色1Cオフセット印刷」は、1,000部以上を注文すれば、オプション料金や、オプション基本料金が無料になります。ノベルティなどでオリジナルノートを大量に注文する場合、特色で本文を彩ってみてはいかがでしょうか?

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