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大人にも広がる「塗り絵」の世界

2018年1月12日

大人にも広がる「塗り絵」の世界

子供のころ、塗り絵に夢中になった経験のある人は多いと思いますが、今は子供だけでなく、「大人の塗り絵」という名で、大人の趣味としても人気が広がっているようです。今回は塗り絵の歴史や最近の流行などについて解説します。

昭和の思い出「きいちのぬりえ」

輪郭だけ書かれた真っ白な絵に、クレヨンや色鉛筆で思い思いの色を塗っていく塗り絵。子供、特に女の子は、夢中になって遊ぶ時期がありますよね。
塗り絵の本が初めて出たのは19世紀後半のアメリカで、日本では明治時代に欧米から伝わり、大正時代には「塗り絵帖」が売り出されています。そして昭和20年代から30年代にかけて、蔦谷喜一が描く「きいちのぬりえ」が大ブームとなりました。まんまるな顔をした女の子がいろいろな服を着てポーズをとっている絵は、ブームよりあとに生まれた人でも、一度は見たことがあるのではないでしょうか。

今は「大人の塗り絵」がブーム

「きいちのぬりえ」のように、塗り絵というと子供の遊びのイメージがありますが、今は「大人の塗り絵」が登場し、幅広い年代に広がっています。風景画や草花など細密な絵柄も多くなり、クレヨンや色鉛筆だけではなく、水彩色鉛筆や水彩絵の具で着色する塗り絵もあります。また、大人になってからやる塗り絵は、認知症予防に効果があるとされ、「塗り絵セラピー」など、ヒーリングにも利用されています。
インターネット上にもたくさんの塗り絵が公開されており、好みの絵をプリントアウトして使うほか、お絵描きソフトで色を塗るなど、画材を用意しなくても楽しめるようになりました。

「書きま帳+」で作るオリジナル塗り絵ノート

塗り絵は、誰かが描いた絵に、色を塗って楽しむものですが、イラストや絵を描く人なら、自分自身で塗り絵を作って、ほかの人に楽しんでもらいたいと思いませんか?
「書きま帳+」のオリジナルノートなら、オプション加工の「本文オリジナル印刷」で本文ページに塗り絵を印刷することができます。オリジナルの「塗り絵ノート」を作って友達にプレゼントしたり、イベントで販売したりしてみてはいかがでしょうか。


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