月別アーカイブ: 2013年10月

書きま帳+はじめて物語-2 はじめてのオリジナルノート製作

みなさんこんにちは。

今回は、「書きま帳+はじめて物語」の第2回です。
リング製本を活用した新サービスを開発する中で、オリジナルノートにたどり着いたきっかけをお話しします。

はじめて作った「第一資料印刷オリジナルノート」(右)と就活イベントで配った 第一資料印刷のパンフレット

はじめて作った「第一資料印刷オリジナルノート」(右)と就活イベントで配った
第一資料印刷のパンフレット

リング製本機を買っていよいよ商品サンプルの製作です。
私たちにはそれまでリング製本の製作実績もなくリング製本で商品が作れるか分からず途方にくれていました。

ガップリ!の製本サービスにリング製本を追加するというアイデアは出たものの、どんな商品にリング製本のニーズがあるのか分かりません。そのため、商品サンプルを作りWebサイトで紹介するというプロセスに進めませんでした。

その答えは、スタッフとの何気ない会話の中から出たのです。

「リング製本でどんな商品が作れると思う?」
「リングノートしかないんじゃないですか」
「だよな…」

この会話が、リングノートの製作を手がけるきっかけとなり、オリジナルノート製作サービス、書きま帳+へとつながっていく訳です。

「まず手始めに当社のオリジナルノートを作ってみようか?」
軽いノリで話し合いが進みました。

当社が出展する「就活イベント」のノベルティに配ってみようと社長に提案し、500冊のリングノート製作が決定。私たちがはじめて手掛けるリング製本は「第一資料印刷オリジナルノート」に決まりました。

オリジナルノートの製作は、デザインの制作、印刷、リング製本へと進んでいきます。

はじめてのリング製本は想像以上に労力を要する作業でした。
慣れないリング製本に加え、小型で手動のリング製本機、穴あけ加工機での500冊のリングノート製作は無謀なチャレンジだったようです。他部門に応援を要請し、シフトを組み、一週間かけて「第一資料印刷オリジナルノート」が完成しました。

さて、私たちに記念すべきオリジナルノート第一号は、東京ビッグサイトで開かれた就活イベントのノベルティとして、当社ブースに来場した学生に配布しました。
とても反響があり、効果は上々です。
いっしょに配った手さげ袋とともに呼び水となって、学生たちが当社ブースに押し寄せたほどでした。

この経験を生かし、試行錯誤しながら少しずつオリジナルノート製作サービスへと向かっていきます。

次回に続きます。

安全・安心を支える名脇役 「納品前サンプル」

みなさんこんにちは。
今回は、書きま帳+の製作工程の中で、欠かすことはできない「納品前サンプル」についてお話します。

納品前サンプル

書きま帳+には、本印刷前にお客さまが注文した仕様に合わせてオリジナルノートを製作してお届けする「納品前サンプル」があります。
本印刷に使用するオンデマンド印刷機を使って試作版を製作してお客さまに確認していただくサービスです。

お客さま自身に「オリジナルノートが正しく作られているか」確認していただくことで、ミスの防止に効果的です。

お互い顔が見えないインターネットでの注文はコミュニケーションの不足によって誤解や勘違いなどで思わぬトラブルが生じることもあります。
お客さまが意図しない商品製作上のトラブルを防止したいとの思いから「納品前サンプル」を行っています。

さて、「納品前サンプル」は書きま帳+でオリジナルノートの注文手続(Webサイトでの注文と代金のお支払い)とデータ入稿が完了すると、およそ3〜4日後にお客さまのもとに届きます。

そのさいに、

  • 注文した仕様で正しく作られているか
  • お客さまのイメージ通りに仕上がっているか
  • 文字化けや書体の変化などはないか
  • 印刷や製本の品質に問題ないか

などを、ご確認いただきます。

「納品前に実物が確認できるので、安心して納品を待つことができました」「サンプルの確認でデータの不備を発見し本印刷前に修正できた」など、お客さまからたくさんの「よろこびの声」をいただきました。

納品前サンプルは部数や金額の大小にかかわらず、増刷を除くすべての商品が対象になります。

「納品前サンプルを省いて納期を前倒しできないか?」
と、ご相談いただくこともありますが、「オリジナルノート特急便」を利用して納期を前倒しすることができても、納品前サンプルを省くことはできません。

納品前サンプルが「商品の安全」と「お客さまの安心」を担保してくれるからです。

万が一、納品前サンプルでデータの不備が見つかってもご安心ください。
本印刷では正しいデータに差し替えて印刷することができます。

※ただし、データの差替えや訂正には、わずかですが別途費用がかかります。
 あらかじめご了承ください。

▼「納品前サンプル」ページはこちら。
https://www.kakimacho.jp/delivery-sample.php

書きま帳+はじめて物語― 1「リング製本機との出会い」

みなさんこんにちは。
ブログの記事を書き始めてわずか4回目ですが、すでに何を書いたらいいか行き詰まっています。

同一テーマで書き続けられることはないかと考えていたところ、苦悩の末「書きま帳+サービスの軌跡」をたどってみようということになりました。
はじめは書きま帳+サービススタートのきっかけともなった「リング製本機との出会い」についてお話しします。

書きま帳+開発の原点になったリング製本機(左)と角丸加工機(右)

書きま帳+サービスの原点になったリング製本機(左)と角丸加工機(右)

書きま帳+のオリジナルノート製作サービスは、一台のリング製本機との出会いから始まります。

それは、今から6年前のこと。
「書きま帳+オリジナルノート製作サービス」の母体となった、オンデマンド印刷専門サイト ガップリ!サービス強化のため、新しい製本サービスを模索していた2007年にさかのぼります。

当時はカラー・モノクロのオンデマンド印刷とくるみ製本中綴じ製本がサービスの中心で、セミナー資料報告書論文・論文集簡易資料の印刷・製本が多く、オンデマンド印刷の特徴を生かしたガップリ!の新サービスを創り出そうとアンテナを広げていた時のことです。

あるリング製本機メーカーのショールームで一台のリング製品機と出会いました。

そのリング製本機は「穴あけ加工」と「リング綴じ」がセットになった、リング製本の入門機です。手動ながら、さまざまな仕上がりサイズにも対応でき、とても使い勝手のいいリング製本機です。

さっそく、このリング製本機を買いました。いっしょに小型の「角丸加工機」も手に入れて、新サービスの開発に備えました。

さて、このリング製本機、仕上がりサイズ(判型)やリング径の変更などの設定変更がかんたんにでき、とても使い勝手のいい製本機ですが、大量部数の製本には適していません。

はじめてリング製本機を買ってから一年間はこの製本機一台ですべてのリング製本を生産するわけですが、リング製本の道は想像以上に険しく、いくらオンデマンド印刷で小部数といっても手動の製本機ではあまりにも生産性の低い製本機でした。
ここから、やっても、やっても終わらないリング製本地獄に足を踏み入れていく訳です。
※リング製本地獄のエピソードはあらためて紹介できればいいなと思います。

このリング製本機は50~100冊を超えるような部数の多い製本には苦労させられましたが、サンプルの製本や少ない部数のフィルムカバー、台紙の穴あけ加工にはとても重宝しました。
5年間の現役を経て昨年引退しましたが、同じ形のリング製本機が2代目として今でも活躍しています。

次回は「リングノートとの出会い」についてお話いたいと思います。
お楽しみに。

クラフト紙を使ったオリジナルノート

今回は書きま帳+の人気アイテム「クラフト紙」、そして人気のバリューセット「書きま帳+クラフトノート」をご紹介します。

「書きま帳+クラフトノート」を利用してつくったオリジナルノート

「書きま帳+クラフトノート」を利用してつくったオリジナルノート

「クラフト紙でノートをつくるの?」って驚かれる方も多いかと思いかも知れません。

クラフト紙は茶封筒や梱包用紙、ガムテープ(粘着テープ)でおなじみの、あの茶色い色相の紙です。繊維の長い針葉樹から取れたパルプを材料にして作ったクラフト紙は、丈夫で破れにくく梱包、包装資材によく使われています。

最近はブランド店のショップ袋(ショッパーっていうんですね。当社の若い女性スタッフに教えてもらいました)やフライヤーなどでクラフト紙を使われることが多くなり、オシャレなイメージが定着してきました。

また、環境へ配慮から「漂白を抑えたクラフト紙」でオリジナルノートをつくる方も増えてきました。
無漂白の茶色いクラフト紙は「未晒(みざらし)」、漂白を適度に抑えた薄茶色のクラフト紙は「半晒(はんざらし)」と呼ばれています。

書きま帳+の本文ページ オプションを追加すれば表紙内側、本文にも印刷できます 薄茶色い紙は「半晒(王子製紙・金門)」、茶色い紙は「未晒(王子製紙・OK未晒クラフト)」です

書きま帳+の本文ページ
オプションを追加すれば表紙内側、本文にも印刷できます
薄茶色の紙は「半晒(王子製紙・金門)」、茶色い紙は「未晒(王子製紙・OK未晒クラフト)」です

みなさんも「丈夫」で「やさしい触りごこち」「自然な色合い」「しっかりとした書き味」を持つクラフト紙を使って、「オシャレ」で「自然味豊かな」オリジナルノートをつくりませんか?

本文用紙変更」のオプションを利用してクラフト紙に変更できますが、クラフト紙への用紙変更がセットになったバリューセット「書きま帳+クラフトノート」がとってもお得です。

まずは、無料サンプルを取り寄せて、紙質や仕上がりをご確認ください。

▼書きま帳+「書きま帳+クラフトノート」ページはこちら。
https://www.kakimacho.jp/set-07.php

▼書きま帳+「本文用紙変更オプション」ページはこちら。
https://www.kakimacho.jp/option-05.php

▼書きま帳+「書きま帳+クラフトノート無料サンプル」ページはこちら。
https://www.kakimacho.jp/sample/valueset-details.php

「めぐろのY子2014ダイアリー&カレンダー」発売(その2)

みなさんこんにちは。
前回に引き続き「めぐろのY子2014ダイアリー&カレンダー」のお話です。

バージョンアップした「めぐろのY子2014ダイアリー」
バージョンアップした「めぐろのY子2014ダイアリー」
「めぐろのY子2014カレンダー」 左が卓上カレンダー、右が壁掛けカレンダー
「めぐろのY子2014カレンダー」
左が卓上カレンダー、右が壁掛けカレンダー

「めぐろのY子2014ダイアリー&カレンダー」を書きま帳+で販売するきっかけは2年前のことです。
当時、製作をお手伝いしていた「めぐろのY子ダイアリー」が発売開始直後に注文が殺到し、わずか2日で完売したと連絡が入りました。

残った資材をかき集めて、200冊だけ納品し、再販してもらうも、焼け石に水。
わずか1時間での完売です。

2年前の教訓から、ブログ「めぐろのY子より」を運営している有限会社ゼロ・ツー様と書きま帳+のスタッフで「チームめぐろのY子」を結成。 商品のバージョンアップや販売方法などを検討を行いました。

そして、翌2012年に「めぐろのY子2013ダイアリー」ショッピングサイトを書きま帳+内に作り、事前の予約受付をする形でから、ダイアリーの販売をスタート。事前の予約受付とダイアリーのバージョンアップのおかげで、販売は好調。注文を楽しみにしているお客さま全員に届けることができ、多数の「よろこびの声」をいただきました。

▼お客さまから寄せられた「よろこびの声」をちょっと紹介します。
https://www.kakimacho.jp/diary/case.php

さて、今年はダイアリーのバージョンアップに加え、「卓上カレンダー」「壁掛けカレンダー」と2種類のカレンダーを追加して販売します。カレンダーは書きま帳+の生みの親「ガップリ!」のスタッフの協力を得て、ようやく販売開始に至ったわけです。

「幸せひきよせノート」や「Y子オリジナルシール」を付録に付け、ダイアリーのオプションでペンフォルダーが選べるなど、大幅にバージョンアップしました。

▼「めぐろのY子2014ダイアリー&カレンダー」のくわしい内容はこちらです。https://www.kakimacho.jp/shopping/diary/

これから、年末に向かってみなさんも来年の準備をすすめると思いますが、年末年始の贈答品には、書きま帳+のオリジナルノート、オリジナルダイアリー、ガップリ!のオリジナルカレンダーはいかがでしょうか?

▼書きま帳+「オリジナル手帳・ダイアリー」ページはこちら。
https://www.kakimacho.jp/diary/

▼ガップリ!「オリジナルカレンダー」ページはこちら。
http://www.gappri.jp/calendar-top.php