書きま帳+はじめて物語-5
オリジナルノート、基本コンセプト誕生秘話

「書きま帳+はじめて物語」第5回は、オリジナルノートはじめての展示会の舞台裏、そして現在の書きま帳+サービスの骨格となる基本コンセプトの誕生秘話をお話しします。

さて、この展示会でのオリジナルノート製作デモンストレーション実施にあたり配慮したことは、「お客さまを待たせないため製作工程の短縮」「オリジナルノート作りを楽しむための仕掛け作り」です。
そこに、「オンデマンド印刷を活用したインパクトあるデモンストレーション」の実施が今回のミッションです。

まず、「オリジナルノートの製作工程短縮」から着手しました。
これまでの経験から、リング製本でもっとも時間がかかるのは本文の穴あけ加工であることが分かっていたので、展示会には穴あけ加工済みの本文用紙を持ち込むことにしました。
お客さまの好みによって選べるように、罫線と白紙、2種の穴あけ加工済みの本文用紙を作り置きしておくことで製作時間を大幅に短縮することができました。

次は「オリジナルノート作りを楽しむ仕掛けづくり」です。
お客さまの好みによってカスタマイズできるよう、上記2種類の本文用紙に加え、リングカラーや台紙(裏表紙)の色、フィルムカバーの種類のバリエーションを用意し、自由にパーツを組み合わせられるようにしました。

そして、最後は「オンデマンド印刷を活用したインパクトのあるデモンストレーション」です。
本文の印刷は上記穴あけ工程の短縮から断念したため、オンデマンド印刷は表紙デザインのみとなりました。
本当は、展示会場でお客さまの写真を撮影し、その場でノートデザインに組み込んで印刷したかったのですが、会場での混乱を避けるため時間短縮に重点を置き、今回は文字のみ追加して印刷する形に決まりました。

こうして、現在の書きま帳+の基本コンセプトでもある、「表紙にオリジナルデザインで印刷」「付属パーツを選んでカスタマイズ」「少部数対応」が誕生しました。

展示会出展で誕生したオリジナルノート製作サービスの基本コンセプト 表紙はオリジナルデザインで印刷でき、本文タイプやリングカラー、フィルムが選べます

展示会出展で誕生したオリジナルノート製作サービスの基本コンセプト
表紙はオリジナルデザインで印刷でき、本文タイプやリングカラー、フィルムが選べます

次回は、いよいよオリジナルノート製作サービスがスタートします。
お楽しみに。