書きま帳+はじめて物語-2 はじめてのオリジナルノート製作

みなさんこんにちは。

今回は、「書きま帳+はじめて物語」の第2回です。
リング製本を活用した新サービスを開発する中で、オリジナルノートにたどり着いたきっかけをお話しします。

はじめて作った「第一資料印刷オリジナルノート」(右)と就活イベントで配った 第一資料印刷のパンフレット

はじめて作った「第一資料印刷オリジナルノート」(右)と就活イベントで配った
第一資料印刷のパンフレット

リング製本機を買っていよいよ商品サンプルの製作です。
私たちにはそれまでリング製本の製作実績もなくリング製本で商品が作れるか分からず途方にくれていました。

ガップリ!の製本サービスにリング製本を追加するというアイデアは出たものの、どんな商品にリング製本のニーズがあるのか分かりません。そのため、商品サンプルを作りWebサイトで紹介するというプロセスに進めませんでした。

その答えは、スタッフとの何気ない会話の中から出たのです。

「リング製本でどんな商品が作れると思う?」
「リングノートしかないんじゃないですか」
「だよな…」

この会話が、リングノートの製作を手がけるきっかけとなり、オリジナルノート製作サービス、書きま帳+へとつながっていく訳です。

「まず手始めに当社のオリジナルノートを作ってみようか?」
軽いノリで話し合いが進みました。

当社が出展する「就活イベント」のノベルティに配ってみようと社長に提案し、500冊のリングノート製作が決定。私たちがはじめて手掛けるリング製本は「第一資料印刷オリジナルノート」に決まりました。

オリジナルノートの製作は、デザインの制作、印刷、リング製本へと進んでいきます。

はじめてのリング製本は想像以上に労力を要する作業でした。
慣れないリング製本に加え、小型で手動のリング製本機、穴あけ加工機での500冊のリングノート製作は無謀なチャレンジだったようです。他部門に応援を要請し、シフトを組み、一週間かけて「第一資料印刷オリジナルノート」が完成しました。

さて、私たちに記念すべきオリジナルノート第一号は、東京ビッグサイトで開かれた就活イベントのノベルティとして、当社ブースに来場した学生に配布しました。
とても反響があり、効果は上々です。
いっしょに配った手さげ袋とともに呼び水となって、学生たちが当社ブースに押し寄せたほどでした。

この経験を生かし、試行錯誤しながら少しずつオリジナルノート製作サービスへと向かっていきます。

次回に続きます。