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データのつくり方

Illustratorで表紙の印刷用データをつくる[くるみ製本編]

このページでは製作するノートのサイズにあわせて、
Illustratorで表紙の印刷用データをつくる手順を紹介しています。

くるみ製本の場合、〈表1(オモテ表紙)〉と〈表4(ウラ表紙)〉にプラスして、〈ツカ(本の厚み)〉分の寸法が必要になります。各サイズに関しては下記を参照ください。


● A4サイズの場合→(420+★ツカ幅)mm×297mm
● B5サイズの場合→(364+★ツカ幅)mm×257mm
● A5サイズの場合→(296+★ツカ幅)mm×210mm
● A5サイズの場合→(256+★ツカ幅)mm×182mm
● オプション加工[変形サイズ]の場合→任意のサイズでデータを作成します。

★くるみ製本タイプのツカ幅目安表

ページ数 用紙枚数 ツカ幅(ノートの厚み)目安 備考
50 25 2.5mm 書きま帳+の基本仕様です
100 50 5mm オプション加工「本文ページ数追加」をご利用ください
150 75 7.5mm オプション加工「本文ページ数追加」をご利用ください

上記以外のツカ幅のサイズはページ数÷20(mm)で算出できます。
※「本文用紙変更」をお選びの場合はツカ幅が変わる可能性があります。
   詳しくはお問い合わせください。


書きま帳+では、基本となるA4、B5、A5、B6サイズの「表紙データ作成用テンプレート」を無料ダウンロードできます。手軽にデータをつくりたい方、お急ぎの方は「表紙データ作成用テンプレート」をご利用ください。


それでは早速データを作成してみましょう!!
今回はA5サイズのツカ幅2.5mmでデータを作成します。
Illustratorを起動し、メニュー[ファイル]から「新規」で新規ドキュメントを作成します。
※以下のIllustratorのバージョンはCS4です。

■A5サイズを例にした場合の「新規ドキュメント」の画面

幅は296mm+2.5mm=298.5mmに設定しました。高さは210mmでOKです。
フチ無し印刷の場合は裁ち落としに各3mmを設定します。
カラーモードは「CMYK」に、ラスタライズ効果は「高解像度」に設定します。

■作成したファイル

黒線が実際のサイズ、赤線部分は「裁ち落とし」(塗り足し)のラインです。
フチ無し印刷の場合は、この赤線まで表紙の絵柄を延ばす必要があります。

■くるみ製本の束幅部分にガイドを引きます。

今回はツカ幅2.5mmで作成しますので、2.5mm×210mmの長方形をドキュメントの中央に合わせ、
メニュー[表示]→[ガイド]→[ガイドを作成]の手順でガイドを作成します。
この部分はノートの背表紙ですね。

■デザインしましょう!!

バランスを見ながら表紙をデザインしましょう。
くるみ製本タイプは、表1(オモテ表紙)と表4(ウラ表紙)両方デザインできます。
フチ無し印刷の場合は赤線部分まで絵柄を延ばしましょう。
デザインが完成したらai形式でしっかり保存してください。

■入稿用PDFをつくろう!!

保存したaiファイルを開き、[ファイル]→[別名で保存]からファイルの種類を「PDF」にして保存します。

■PDF/X形式で保存

PDF/X形式で保存します。書きま帳+のオススメはPDF/X-4形式での保存。

■フチ無し印刷の場合はトンボをつけましょう

フチ無し印刷の場合はトンボをつけましょう。上記設定でOK!!

■入稿用PDFの完成!!

<注意!!>トンボが2重線(日本式トンボ)になっているかご確認ください。
お疲れさまでした!!あとはMYページからデータ入稿するだけです。
データ入稿の方法はこちらを参照ください。

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