2023年は卓上カレンダー1種類の販売です。
Y子は、今までのダイアリー、カレンダー、歩んできた道を抱きしめ、
そしてそれを胸を張って手放し、
次の一歩を踏み出すことにしました。
そんな想いはブログに綴ってみました。
種類は減りましたが、その分の力はすべて、いやそれ以上に詰め込みました。
私であり、あなたである、主人公“ラビたん”の物語が綴られます。
めくるたびこれまでの思いが自然と重なる、
不思議な卓上“絵本”カレンダーです。
見終わった時、きっとあなたに寄り添って、うなづいてくれるはずです。
おかえり。はじめまして。よろしくね。
まずはちょっと、紹介させてください。
めぐろのY子2023年卓上絵本カレンダー
2,200円(税込・送料込)
購入期間:終了いたしました
お届け時期:ご入金確認より10日以内の発送
ページ数:32ページ
サイズ:182mm×140mm
おまけ:シール1枚、絵本読み聞かせ動画13ヶ月分
片面絵本、片面カレンダー
主人公“ラビたん”とめぐる、あなたの旅
卓上絵本カレンダーは、片面が絵本、片面がカレンダーになっています。
カレンダーは、12年分の試行錯誤や皆さまのご意見をたっぷり詰め込みました!
絵本ではうさぎの“ラビたん”が主人公。幼い頃から学生、社会人、結婚、子育て、そして娘が成人式を迎えるまでを綴ります。
そうやって続いていく物語を、一枚一枚めくりながら楽しんでください。きっと、あなたの物語とも重なるはずです。その道は当たり前のものかもしれないけど、すっごく暖かで、優しくて、ちょっと甘酸っぱくて、たくさんの思い出にあふれています。
だから大丈夫、あなたはあなたに守られているから。
昭和、平成、令和、そして今につながる物語
見つける楽しさ、重なる想い
ラビたんの生まれは昭和40年代。
ラビたんのファッションや背景も、昭和から平成、令和へとその時々の流行を描いています。
実家の家電の柄とか、青春を彩ったブームとか、ちょっと背伸びした時の雰囲気とか、思い出の中に映り込んでいるものって案外覚えていて、それってあぁ、今も気になっちゃうなぁって。
そこかしこにそんなものを詰め込みました。
重なる思い出、端の方まで探してみて!
-
うさぎ一族が集まった楽しい新年会。
ラビたんは調子に乗ってお供え餅を可愛くしようとして、みんなをヒヤヒヤさせる。
-
みんながあげるから、私も渡さなきゃ。
友人に押されて下駄箱前での告白。
結局彼からの返事はなく…中学時代のすっぱい思い出。
-
社会人生活にも慣れ、同僚たちとBARへ。
大人の雰囲気に圧倒されたけど、慣れてるフリをしてしまった。
キレイな色と懐かしいネーミングで、ピンクレディを頼み、フラフラに…
-
いつもと同じ平和な朝。夫と登校する娘を見送る。
幸せな朝に感謝しつつ、娘の笑顔を願う。
そう、世界で一番大事な宝物。
めぐろのY子と、東京・西新井の木村小児科クリニック、木村康子先生が、2023年卓上絵本カレンダーを手に、同世代の二人だからこそわかる、あれやこれやを語り尽くします。
いつの間にかあなたも対談に混じってる気分になっちゃうくらいの「わかる~」連発です。
- 第1回
- 第2回
- 第3回
めぐろのY子(以下:Y子)今年も私のカレンダーを使って、名入れオリジナルカレンダーを作ってくれると聞きました。気に入っていただけたようでうれしいです!
ところで、カレンダーにページ追加して、先生自ら『鬼滅の刃』のコスプレで登場するとか?
木村 康子(以下:木村)私は小児科医という職業柄、子どもから新しいものを教えてもらうことが多いんです。
2年前、幼稚園の健康診断に行ったら、ほとんどの子どもが『鬼滅の刃』マスクを付けていました! これにはびっくりして「小児科医ならキャラクターくらいは頭に入れておかなければ……」と漫画を読みはじめましたら、最終巻まで一気読みしてしまって……。
Y 子 それでここまでハマっちゃったんですか?
木村 実は最初、絵の感じが慣れなくて、あんまり感情移入ができなかったんです。でも、後から、ストーリーの考察書や動画をたくさん見つけて、登場人物の裏エピソードがあると分かったり、鬼を感染症と見立てる裏設定もあるんですよ。その奥深さに感動しちゃって……。
Y 子 アニメや映画は作画のイメージも違うし、音や声もあるから、漫画とにはない楽しみ方があって、つい追いかけたくなりますね。
木村 しかも「一人のスーパーヒーローの戦いではなく、みんなで力を合わせて、なんとか倒すことができた!」というシチュエーションが、このコロナの時代にぴったり。
いまではすっかり『鬼滅の刃』にハマって、こんなコスプレまでしております(笑)
Y 子 すごいハマりようですね! このクリニックのインテリアも『鬼滅の刃』で溢れているし……。
先生が楽しんでコスプレしている姿を見たら、なんだか私もやってみたくなっちゃいました!
木村 ところで私、Y子さんと『鬼滅の刃』に通じるところがあると思っています。
Y 子 どこですか?!
自分じゃ全然わからないけど。
木村 Y子さんも『鬼滅の刃』もいろいろなエピソードを小出しにしてくるんですよ。
さっきも話しましたが、メインの「鬼をやっつける」ストーリーの他に、漫画には描かれていない登場人物の隠されたエピソードが映画やアニメで少しずつ明かされて、それをファンが考察して楽しむ。
Y子さんのカレンダーでも、そんな考察をしたくなるんです。
Y 子 その部分ですかぁ!
本当に意識なくやっているからびっくり!
木村 今回の主人公はウサギの“ラビたん”だけど、いつか『世の中がちょっと生きづらい男の子』の話を描いてほしいです。
Y 子 どんなお話ですか? 興味があちこちに行っちゃう好奇心旺盛の男の子のお話かな?
木村 小さいころは「かわいいね」「元気だね」と言われて育ち、本人は変わってないのに、いつの間にかそれが「乱暴だ」と言われるようになってしまう。そして悪気はないのに、学校でトラブルを起こすようになってしまって……という内容です。
Y 子 先生のお話を聞いて絵本を描くのっておもしろそう!
木村 もし絵本に描いてもらえるなら、その子が幸せになるところまで描いてほしい。そういう子がいるということを、何かに残したいんです。
Y 子 たくさんの人に絵本を読んでもらえたら、世の中には「生きづらいな」と感じている子がいるということを広く理解してもらえるかもしれないですね。
木村 で、それをふまえて話をカレンダーに戻すと、来年のカレンダーは1ページ目だけで30個くらいのスピンオフストーリーができそうじゃないですか?
Y 子 30個って、1日1個のストーリーができるっていうことですよね? かなり濃い1か月が過ごせそう(笑)。
2023年のカレンダーでは「過去のうれしかった思い出で気を上げていこう!」というコンセプトでつくったんです。
ちなみに先生のお気に入りの月は?
木村 お正月です。
まず、あそこに描かれている人物は、家族だけじゃなく親戚大集合ですよね。あの人数でお正月を過ごすのって、いまではもうあんまりないような気がします。
このイラストをながめているだけで、子どものころの楽しかったお正月が一気によみがえってくるんです。
Y 子 そうそう!
お正月の絵を描きながら「いままでこんなにたくさんの大人に守られて、こんなにかわいがってもらえていたんだ」とあたたかい気持ちになったんです。
木村 前の日まで大そうじや年賀状でいそがしいのに、お正月になったとたんゆったりして、お年玉ももらえる。こたつでゴロゴロと寝ている子がいても許される。子どものころのお正月は幸せだったのを思い出しました。
それにしても、お正月のごちそうは本当に楽しみでしたね。Y子さんのイラストを見て思い出しました。
Y 子 「ごちそう」といえば、お正月のおせち料理はご家族で作っていました?
木村 祖父母の家に親戚があつまって、ごちそうになっていました。黒豆を煮るときのコツや「栗きんとんの栗をすりつぶすのに腕が筋肉痛になった」など苦労話を聞きながら。
そういえば「親戚それぞれ一品ずつ持ち寄りをしよう」という年があったんです。そのとき母が「はりきって手作りしたのに、誰かが買ってきたフライドチキンの方が人気だったみたい……。」とがっかりしていたのを思い出します。
Y 子 なぜかわが家もおせちの横にからあげが必ずありましたね。
木村 そうなんですね!
もしかして、おせちネタだけで5話くらいストーリー作れそうじゃないですか?
Y 子 私はお正月といえば、お年玉とトランプは欠かせないアイテムでした。
木村 「ババ抜き」「七ならべ」「大富豪」とかでしたか?
「トランプでどんなゲームをしていたの?」という話でも盛り上がれそうですね。
ちなみにわが家では『人生ゲーム』で白熱しました。あのころのCM覚えていますか?
Y 子 もちろん!
「君は億万長者になるか、貧乏農場になるか!」ですよね?
木村 子ども心ながらに「なんで農場は貧乏なの?」って(笑)
あれは、インパクトがありましたね~。
Y 子 カレンダーをつくるとき、私は作品に思い入れがあるけど「私が楽しんでいるだけだからいっか~」って、あえて説明を入れなかったんです。なのに、その想いを全部先生がみつけてくださって、もうびっくりですよ~。
でも、本当にうれしかった!
木村 それは、つい細かいところまで見たくなるY子さんの画力のたまものです。
『バベルの塔』で有名なピーテル・ブリューゲルの『子供の遊戯』や『農民の婚宴』『謝肉祭と四旬節の喧嘩』の絵画みたいに細部にこだわり、当時の生活についての描きこみがあるので、永遠に見ていられる。黒電話の下に敷いたレースとか……。なつかしいです!
(編集部註:ピーテル・ブリューゲルはオランダの作家で、細部まで丹念に描く作風が有名。『子供の遊戯』は、作品内に描かれている「遊び」の解説書が出ている)
Y 子 過去を思い出すことは癒しにもなるんですね。細かな絵からなつかしのモチーフを探して、日ごろの癒しになってもらえたらいいな~
木村 Y子さん、このカレンダーを楽しむのに来年1年間じゃ全然足りないです(笑)。絵本とか、ポストカードも作って欲しいです。
【プロフィール】
木村 康子(きむら・やすこ)
東京女子医科大学医学部卒業後、東京慈恵会医科大学附属病院に入局。都立母子保健院、国立小児病院二宮分院勤務、そして父・木村繁が開設する木村耳鼻咽喉科小児科医院(足立区)での勤務を経て、令和元年木村小児科クリニックを開業。現在は地域に根ざした小児科診療をこころがけると同時に、漢方医療の普及に取り組んでいる。
木村小児科クリニック:https://kimura-ped.jp/
木村 康子(以下:木村)Y子さんのブログはいつもバラエティ豊かでワクワクしながら読んでいますが、今回、Y子さんと直接お話できて、めちゃくちゃうれしいです!
ところでY子さん、私Y子さんの漫画を読みはじめて、うすうす感じていたんですが、今回の対談で確信しました!
私たち似た者同士ではないですか?
めぐろのY子(以下:Y子)実は、私もお話しながら「なんだか同じニオイがするな~」って思っていました。
先生、はじめてお会いしたとき「サインの横に『大富豪』って書いてください」っておっしゃったこと覚えています? あれ、キョ~レツなインパクトでしたよ!
木村 そうでした! 確かあのころ「人生のテーマは『大富豪』にしよう」って決めて、Y子さんに応援してもらいたくてお願いした気がします(笑)。
Y 子 ところで、私たちが似たもの同士ってどこでわかったんですか?
木村 いろいろな方向に目が向いているところ。ブログを読んでいてすぐにわかりました。私は小児科医だけど、耳鼻科医でもあるし、漢方専門医でもある。学生時代は漫画家にも、幼稚園の先生にも憧れていました。
とにかく興味がいろいろな方に向くんです。
Y 子 まさに!
私も「あれもこれもやってみたい!」タイプです。今も話がポンポン飛んじゃっている(笑)。
木村 Y子さんのバレエのイラストを見て驚きましたが、画力が素晴らしいのに、ブログではシンプルな線で漫画を描かれていますよね。「ヒワイのY子」やエロを描いちゃうギャップもいい。本やカレンダーも、毎回絵のテイストが違うので、不思議に思っていました。多方面に才能があるY子さんの中にあるものを小出しにしているのでは? 「『裏Y子』さんがいる!」と、ますますファンになりました!
Y 子 そこをわかっていただけるなんて!
私はその日の気分によっていろいろなタッチを描き分けているのですが、いまのイラスト業界では、1つのタッチで描き続けるのが一般的なんです。
木村 たくさんのタッチがあるといろいろ見られるし、そっちの方がいいと思いますけれど……。
Y 子 でも、タッチが定まらないとなかなか絵を覚えてもらえないので、イラストレーターとしてはネックなんです。
木村 それならば、Y子さん本人を売り出せばいいんですよ!
「おしゃべりしながら描いてま~す」という動画配信をしてみて欲しいです。
Y 子 「私ならこういう風にも描けますよ」「その日の気分で変えられます」って言いながら描けばいいのかな?
木村 それ、素晴らしいです!
カレンダーのお正月の絵に戻りますが、トランプで遊んでいる子、寝ている子、いろいろいて、みんながそれぞれ幸せそうなところが好きです。なかには「発達の凸凹(でこぼこ)がある子もいるかな~?」と想像します。
「こうあるべき」というのを持たないのが大事なんです。
最近では「発達障害」という病名ではなく「発達の凸凹」って呼ばれるようになりましたが、そういう子どもたちが元気に明るくすごしていけるような社会になってほしいと思います。
発達の凸凹は、脳の生まれつきの特性なので「治す」ことを目標にしていません。特性を理解してうまく付き合っていくのです。
発達の凸凹がある人にとって、日本の公立の小中学校での教育は合わないのかもしれません。せっかく優秀なところを持っていても、できないことがあって自尊心が傷つけられてしまうケースがあります。
どうしても苦手な部分がある特性を知らないと、親のしつけや本人の性格が悪いって言われてしまうことがあり、そうすると本人もまわりの人も不幸になってしまいます。
もちろん社会生活に支障がなければ病名なんて必要ありません。
自分に「発達の凸凹がある」ことを受け入れるところからスタートすることが大切です。
私もADHD(※)の特性を持っていて、子どものころから遅刻、忘れ物が多く「自分はダメな人間なんだ」と自己肯定感が低かったんです。なので、同じように凸凹のあるお子さんたちに「私も同じだよー」と言ってあげたいです。
※注意欠如・多動症(ADHD:Attention-deficit/hyperactivity disorder)とは、不注意(集中力がないなど)、多動性・衝動性(落ち着きがないなど)の2つの特性を中心とした発達障害/出典Medical Note https://medicalnote.jp/
Y 子 そうか~、「これが個性よ!」って受け入れればいいんですね。
今まで「タッチは定まらないし、定めようとすると飽きちゃうし……、イラストレーターとしてダメ人間だわぁ」とヘコんでいたけど、救われた気分です。
木村 私の方こそY子さんに救われていたんですよ!
まだ、インターネット接続がダイアルアップだった時代、エンタメサイトもあんまりない中で、テキストと簡単な漫画だけで楽しめる「Y子日記」をみつけて……、毎日更新を楽しみにしていました。
Y 子 絵日記ブログで1位だったころです! 当時、半身麻痺の母に付きっきりの介護で、なかなか楽しみの時間を持てなかったから、日々のできごとを漫画にしていたんですよね。
木村 そういえばY子さん、私たちがはじめてお会いしたときのイベント覚えていますか?
Y 子 2019年の「終活イベント」かな? あれ、全然終活っぽくなかったですよね。
木村 あのときのY子さんの「お母さまの愛用品だった小机だけは思い出がありすぎて、手を付けられなかった」というエピソードがとても印象に残っています。
Y 子 あぁ! 「やっと心の整理がついて、引き出しを開けたら、生前母が自分で整理していて中身が空っぽだった」っていう話ですね。たしかに空っぽだとわかったときはもう悶絶でしたね。
木村 ブログに書かれていた「半身麻痺のお母さまがリハビリを頑張って、Y子さんの結婚式で歩いてくる」というエピソードも思い出すだけで泣けてきちゃう。
本当にすばらしいお母さま……。
Y 子 しかも当日のサプライズだったんですよね。本当に嬉しビックリの涙でしたよ。
木村 私もマザコン、ファザコンで親が老いたり亡くなったりすることを想像するだけでパニックになるほどでした。
でもY子さんのブログで、それだけ大事だった親御さんでも、介護は大変で辛くなるということも勉強になりました。
私、本当にY子さんには救われているんですよ!
Y 子 母に対する気持ちに共感してもらえたり、私の興味がいろいろな方を向くクセを見抜いたり。先生とちゃんとお話するのはまだ2回目なのに、こんなに通じあえるとは……。
もうお家に帰りたくない!
【プロフィール】
木村 康子(きむら・やすこ)
東京女子医科大学医学部卒業後、東京慈恵会医科大学附属病院に入局。都立母子保健院、国立小児病院二宮分院勤務、そして父・木村繁が開設する木村耳鼻咽喉科小児科医院(足立区)での勤務を経て、令和元年木村小児科クリニックを開業。現在は地域に根ざした小児科診療をこころがけると同時に、漢方医療の普及に取り組んでいる。
木村小児科クリニック:https://kimura-ped.jp/
めぐろのY子(以下:Y子)そういえば、木村先生にオススメされて、私もYoutuberデビューを果たしたんですよ! そうしたらすっかりハマっちゃって。
木村 康子(以下:木村)ステキです!
前からY子さんの漫画を動画にしてほしいと思っていたので、これは朗報!
Y 子 自分の描いたイラストに声優さんのアテレコ付けてつくったんですよ。他にもイラストを描いているところを録画配信したり……。
いろいろ思考錯誤を繰り返しています。
木村 最初はいろいろ試した方がいいです。そのうち自分に合うスタイルがみつかってきます。
Y 子 いままでは「動画なんて私には絶対にできない!」って思いこんでいたけど、やってみたら楽しくてしょうがないんです。世界観を描くのが好きなので、絵を動かせて、音も入れられる動画は私にはピッタリ!
ところで、先生が動画にハマったきっかけは?
木村 コロナ禍の緊急事態宣言で、小児の通常の感染症が激減したのと、「クリニックでコロナに感染するのでは……」と心配されて、病院に足を運んでくださる方が少なくなってしまい、2020年は空いた時間がだいぶあったんです。
一方、ステイホームを余儀なくされる子どもたちの心もくさくさしているようだったので、YouTubeで動画配信をはじめたんです。「先生もYouTubeやっているんだぁ!」って喜んでいただけました。
あと「おとなになると楽しいよ!」「生きていると楽しいことあるよ!」っていう見本になれるよう、私が楽しみながら好きなことを率先してやってみたいと思ったんです。
それで喜んでくれる人がいて、私がさらにうれしい気持ちになる。という循環です。子どもたちにも「ここに来ると楽しい!」と思ってもらえるような場所にしたかったんです。
Y 子 先生考案の「漢方パンケーキ」はレシピだけじゃなくて、歌もダンスもつくったんですよね? もう大エンターテイメント!
歌って踊る先生だったら、健康だって病院に行きたくなっちゃいますよ。
木村 あははは、そうだったらいいですね!
『漢方パンケーキのうた』は、子どもたちが楽しく漢方薬を飲めるように歌と踊りをつくったんです。
将来の夢は大きく、NHKの『みんなのうた』に登場することです!
Y 子 いまから先生がNHKに出るの、楽しみにしています。
動画の何がおもしろいって、どこで何がヒットするかは未知数なところですよね。
木村 いま、世界中の人が自由に配信できて、全員がアーティストになれる時代です。だから、他の人がやっている過程が知りたいのかと思います。
実際、YouTubeにアップされている動画も素人が「描いてみた!」というのが溢れていますが、出てくるとつい見てしまいます。
たぶん、自分も同じことをしたくて、研究のために観ているのかもしれませんね。
私はY子さんがどうやって漫画を描いているのかもとても興味があります。
Y 子 そうなんですか?
例えば私が漫画を描くとき、最初からではなく描きたいページからスタートして、前後のコマをつなげていくんです。そういうのが観たいのかな?
木村 そうですよ。だって、世の中にはプロになりたい人はたくさんいますが、プロと呼ばれる人は一握り。だからみんなプロを目指して、テクニックを知ろうと必死なんです。
しかもYouTube配信でテクニックを披露しているプロなんて数えるほどしかいないので、Y子さんがやったら視聴者が殺到すると思いますよ。
Y 子 でも私、絵を描けない人って何に悩んでいるのかがかわからないんです。
だから何を教えていいのかわからなくて……(笑)。
木村 絵を描けない人の悩みが分からない(爆)なんと!
子ども向けに一緒に遊ぶように発信してもいいし、私とのトーク形式で描いてもいいのではないでしょうか? 2人でYoutube撮影して「ここ、どうやって描くんですか?」とか聞いたりして。
Y 子 それいいですね!
「善は急げ」で近々一緒にやりましょう!
ところで先生、ちょっと先生に相談したいことがあるんです。
木村 何でしょう?
Y 子 実はいま、自分が何を描いていいかわからなくて……。
木村 あらららら……。
Y子さんでもそんなときがあるんですね。
Y子さんのブログには人生の喜びや悲しみを存分に表現されているので、Y子さんに親近感を覚える人、憧れる人、一緒に涙する読者がたくさんいると思います。
最近は、「ブログはコンテンツを一つに特化した方がいい」という風潮があるので、方向性を迷われているのかもしれませんね。
でも「これまでの読者のニーズに答えたい」という気持ちが強くなりすぎて「どうすればいいの?」とわからなくなっていらっしゃるのでは?
Y 子 まさに!
全部言わなくてもわかってくれるなんて、まるで超能力者みたい!
木村 Y子さんは本当にいい人なので、Y子さんの発信はその人間性が隠しても隠し切れなくて、見ている人を幸せにしています。
だから、もっと自信を持っていいと思いますよ!
好きな時に描いて、描けない時はお休みすればいいんです。
Y子さんが無理をせず「今日は辛いからお休みで~す」って告げれば、読者も「Y子さんも辛いから、私も辛くていいや」って気持ちになると思うんです。
Y 子 そう言ってくださって本当に嬉しい(涙)。
暗いできごとが重なる時期があり、思っていることを描くのが辛すぎて上っ面のことしか描けない時期があったんです。本音を書くのが怖いんです。
木村 それを描けばいいんですよ!
「今日は上っ面しか描きませんよ~」って。
それに共感する人たくさんいるはずです!
Y 子 本当に思ったことを書けばいいんだって思うと、描くのがすごく楽になる。
木村 カリスマ性があって、発信力のある人は、ブログを通じて周りの人とつながることができるから「仕事」で発信するんじゃなくて、自分が幸せになるためにやってほしい。
でも、たまには読者のコメント欄を見て「こういうニーズもあるのか!」ってわかったら、それをネタにしみてもいいじゃない?
Y 子 かんちゃんの話とかでもいいのかな?
木村 もちろん!
引っ越しの当日にスノボに10日行く人(笑)
Y 子 あははははは! 「前からスノボ行くことは決まっていたし、オレいてもしょうがないでしょう?」て出かけちゃってさ、あれはないですよねぇ?
木村 でも、かんちゃんのY子さんへの愛情はものすごく伝わります!!
Y 子 みんないろいろでいいんだなって腑に落ちました。
木村 いろいろでいいんです。
私がY子さんをすごいと思うのは「今よりもっと素晴らしいところに行こう!」というモチベーションの高さです。
「さらに上に行きたい! だからいま、そこを目指して努力している!」という感じが伝わってきます。
Y 子 「まだそこにいるの? おホホホホ~」って?
木村 そうそう「未来のY子」!
いまでこそ「未来の自分と語る」方法は一般的になりましたが、当時はあまりやっていなかったと思います。私にそれを教えてくれて、現実に見せてくれたのはY子さんなんです。
だから、Y子さん!
好きなように何でもやっちゃってください!
Y 子 ありがとうございます!
「どうせうまく行っちゃいますから!」の精神で、自分がやりたいことは「ひゃひゃひゃ!」って、とことん楽しんでやっちゃお~!
木村 コアなファンがたくさんいるなか、私ごときが言うのもなんですが……、
やっぱりY子さんは素晴らしい!
いままでお母さんのことをはじめ、いろいろあって時間がなかったけど、未来のY子さんは、きっとすごいことになっていると思います。
何年たっても追っかけますよ?!
Y 子 付いてきてください(笑)
今回は、私の作品のことだけじゃなく、私自身のことまで見(診)ていただいて、本当にありがとうございました!
【プロフィール】
木村 康子(きむら・やすこ)
東京女子医科大学医学部卒業後、東京慈恵会医科大学附属病院に入局。都立母子保健院、国立小児病院二宮分院勤務、そして父・木村繁が開設する木村耳鼻咽喉科小児科医院(足立区)での勤務を経て、令和元年木村小児科クリニックを開業。現在は地域に根ざした小児科診療をこころがけると同時に、漢方医療の普及に取り組んでいる。
木村小児科クリニック:https://kimura-ped.jp/
充実のカレンダー
あれもこれも、気になる年代だから
オトナって毎日がズンドコ過ぎて行っちゃうもんだから、忘れないようにしなきゃいけない用事も、大切な行事もあっと言う間にやってきちゃう。
だから、カレンダーにしっかり書き込んで、忘れないようにチェックチェック!
そう言えば、オトナになって気になり出したことってありません?
そんな時にお手伝いになるちょっとしたことも、入れておきました。
大きな日付と広い書き込みスペース。目に優しく、判別しやすい色です。
日祝、六曜、新月・満月、一粒万倍、土用などなど。毎日や季節を大切に。
ほっこりできる一言や、美しい背景、ちょっとした遊び心などいっぱいです。
集まれ~!
今年はおまけがいっぱいだよ!
なんとラビたんの物語が、この度プロの声優さんによる動画になりました! 耳が嬉しい。
購入者の方のみにプレゼント!どどんと13ヶ月分を限定公開プレゼント。
ここではその中から4ヶ月分をお見せしちゃいます。
読み聞かせなんて、久しぶりでしょ? じっくり世界にひたってください。
めぐろのY子の卓上カレンダー生物? といえば「Yタン」!
あれ、みんな覚えてるよね?
今年も卓上からあなたを見守ります。さらに、ラビたんの成長も見守ります。
毎月の絵本とカレンダーのどこかにYタンが隠れてるから見つけてね!
知ってます? 50歳を過ぎると、毎年約1~2%ずつ筋肉が減少していくんですって! だからY子と社長、一念発起。毎月どこかに隠れ「貯筋」運動イラストを描きました。ちょっと見ただけじゃわからないけど、ブログやSNSで毎月紹介するので、あっと見つけたらやってみて!
ラビたんがシールにも登場! いろんな場面に合う絵柄を取り揃えました。
ラビたんの形に型どったシールは、レトロカラーでぷっくり感のあるデザイン。懐かしくなっちゃう感じが、逆に今っぽい?(シールにぷっくり加工はされていません。普通紙印刷です)
プレゼントや手帳デコに使ってね。
\ 卓上絵本カレンダーに名入れができます/
めぐろのY子卓上絵本カレンダーをあなたのお店やクリニックの、年末年始のプレゼントにしてみませんか?
台紙を伸ばして、電話番号、QRコードなどを自由に入れられます。
くわしくはお問い合わせくださいね。(法人向け、最低ロットあり)
Y子より
今回のカレンダーは絵本です。1匹のうさぎの人生を描いた絵本ですが、「あの頃の私に卓上で出会う」がテーマです。そう、みなさんがうさぎのラビたんの人生を通してにあの頃に戻っていただきます。色んな思い出と共に若くてはつらつした自分を思い出していただきたいんです。だから”懐かしい”がいっぱいです。懐かしい要素をい~っぱい描き込みました。半年間、じっくり描き込みました。絵の隅々まで「懐かしい探し」してください。また初めての試みで「読み聞かせ動画」も作ってみました。本物の声優さんもご協力いただき完成いたしました。どうぞ2023年Y子卓上絵本カレンダー、あなたのお手元に幸せを!
社長より
2023年のY子カレンダーは卓上カレンダーのみの販売となりましたが、購入者プレゼントには声優さんを起用した“読み聞かせ動画”や、木村先生との対談コンテンツや対談メルマガの発行など、かなり力を入れました。
卓上絵本の世界をみなさまにより深く堪能していただく為に、書きま帳+さんの多くのスペシャリストがご多忙の中、応援いただき実現いたしました!
ありがとうございます、感謝!感謝!
また、従来表現できなかった発色で美しい印刷ができる、ウン億円もするジェットプレスという最高級印刷機で印刷していただけましたよ!なので、出来上がりには、自信満々です。
そんな「“あの頃の私と、卓上で出会う”2023めぐろのY子卓上絵本カレンダー」を、どうぞよろしくお願いします。
めぐろのY子2023年卓上カレンダー
- 価格:2,200円(税込・送料込)
- 購入期間:終了いたしました
- お届け時期:ご入金確認より10日以内の発送
- ページ数:32ページ
- サイズ:182mm×140mm
- おまけ:シール1枚、絵本読み聞かせ動画13ヶ月分
- \ Y子ブログでも紹介中! /
-
- 10/17 ■音楽になった小鳥
- 10/14 ■手作りお菓子物語
- 10/11 ■2023年Y子卓上絵本カレンダー予約販売開始です!
- 10/07 ■アナタが元気になる思い出はなんですか?
- 10/06 ■生まれて初めて飲んだお酒って何ですか?
- 09/30 ■実家のお雑煮、何が入っていましたか?
- 09/28 ■立ち続けてるアナタはえらいの話
- 09/22 ■家庭内いじめ!?&Y子米新規募集
- 09/16 ■心を込めて重大発表
- 09/14 ■顔汗の悲劇
- 09/09 ■今日はヘロヘロ~
- 09/08 ■Y子の操縦術
- 09/06 ■2学期始まったんで
- 08/31 ■靴が拾ったお金のその後
- 08/29 ■お金を拾う靴
- 08/26 ■夜のルーチン
- 08/24 ■炎天下の布団干しは危険ですね~
めぐろのY子2023年卓上絵本カレンダー
2,200円(税込・送料込)
購入期間:終了いたしました
お届け時期:ご入金確認より10日以内の発送
ページ数:32ページ
サイズ:182mm×140mm
おまけ:シール1枚、絵本読み聞かせ動画13ヶ月分
インターネットもしくはFAXにて、24時間ご注文を承ります。
お支払い方法は、「銀行振込」「クレジットカード」「コンビニ決済」の3種類です。
商品はご入金確認より10日以内の発送になります。
コンビニ決済でのお申込みの方に
重要なお知らせ
- ・カレンダーは代引きではありません。
- ・お振込用紙でお支払いいただく方法ではありません。お振込用紙の送付もございません。
- ・コンビニ決済で支払い期間の10日を過ぎてしまいキャンセル扱いになってしまった場合は、再度ご購入を行い、コンビニにてお支払いください。
- ・銀行振込の場合も、10日以内にお振り込みください。
Y子カレンダーを購入した
お客さま よろこびの声
- お名前:いくbee さま
- 投稿日 : 2022/01/27 17時09分
気持ちE〜〜〜手帳、毎日ニヤニヤと私事の楽しい出来事を書いてます!!
なぜならば…豆大福の現在の母なので(^^)
我が子のページが愛おしいのです。
豆ちゃんの名前を間違えた件、謝罪会見微笑ましく拝見しました。ありがとうございます。
明るくて笑える手帳は良いですね。今までにはなかったので!
豆大福の保護主さんに感謝です。
2022年は素敵な年になりそう。
Y子さん、ありがとうございました!
- お名前:ふみっpi さま
- 投稿日 : 2021/12/18 12時54分
お世話になっております!
もう何年も、Y子さんのスケジュール帳を使っているので、もう、これじゃないとだめになりました(笑)
- お名前:H+ さま
- 投稿日 : 2021/12/10 20時21分
再販分のカレンダーが届きました^^ 母の部屋で楽しんでもらう予定です。シールが好きな絵柄ばかりでもぅ!さきいかて!笑 誰かに手紙を書きたくなりますね〜
Y子さんのダイアリーやカレンダーは私にとって、すっかり冬の風物詩となりました。いつも癒しをありがとうございます。