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印刷業界ってどんなところ? ~印刷関連業種とは?~

2017年3月17日

就活などの機会に、印刷の仕事に興味を持った人もいると思いますが、印刷業界という大きなくくりで見ると、一般的なイメージの印刷業以外にもさまざまな業種に分かれています。今回は印刷関連の業種について解説します。

工程で分かれる印刷関連業種

オリジナルノートのような印刷物が完成するまでには、さまざまな工程があります。まず、印刷を行う前には、印刷を発注した人の原稿やデザインをもとに、印刷を行うための版を製作しなければなりません。これを「製版」と言います。また、印刷を終えたあとは、注文のサイズにしたがって紙を断裁し、ページを接合して1冊のノートや本に仕上げます。これを「製本」と言います。
この、製版、印刷、製本の工程ごとに業種が分かれており、それぞれを専門に行う会社もあります。ちなみに「書きま帳+」のオンデマンド印刷の場合は、製版の工程はなく、印刷・製本の二つの工程を印刷会社で行っています。

さまざまな加工も印刷関連業に分類

総務省が告示している「日本標準産業分類」によると、印刷関連の業種は「印刷・同関連業」として、「印刷業」「製版業」「製本業、印刷加工業」「印刷関連サービス業」などに分かれており、印刷・製版・製本以外にも、いろいろな業種があります。また、「印刷業」は、オフセット印刷を行う「オフセット印刷業」、オフセット以外の凸版や凹版、スクリーン印刷などを行う「オフセット以外の紙印刷業」、そして「紙以外の印刷業」の3種類に細分されます。
製本業と同じ分類に入っている「印刷加工業」には、印刷物に対する加工を行う業種が含まれ、「書きま帳+」のオプション加工にもある「箔押し」、PP加工などの「光沢加工」、印刷物をさまざまなかたちに折りこむ「折り加工」、印刷物裁断業などが含まれます。
一方、「印刷関連サービス業」は、印刷に関連する補助業務と定められ、校正刷りや刷版研磨などの業務が含まれています。
ひと口に「印刷の仕事をしています」と言っても、以上のようなさまざまな業種があります。もし印刷業界で就活をするのあれば、ぜひ覚えておきたいですね。

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