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「ルーズリーフ」ってどういう意味?

2018年5月31日

「ルーズリーフ」ってどういう意味?

「ルーズリーフ」はノートや手帳と同じく、当たり前にある文房具として使っている方が多いと思いますが、この言葉がそもそもどういう意味なのか考えたことはありますか?今回は「ルーズリーフ」の意味や歴史などについて解説します。

「ルーズリーフ」は取り外し可能なノート用紙

「ルーズリーフ」とは、ご存知のようにバインダーなどで綴じるための穴が開いている用紙のことです。学校の授業や会社の会議や打ち合わせの記録など、ノート代わりによく使いますよね。
ルーズリーフを英字で綴れば「loose leaf」となります、ルーズというと「時間にルーズだ」というように、あまりいい意味ではないような気がしますが、この場合は「束ねていない、綴じていない」というような意味です。一方のリーフは、もともと「葉」ですが、この場合は「紙」の意味になります。つまり、ルーズリーフは「綴じられていない、取り外しのできる紙」という意味です。

ページを差し替えられるのがデメリットになる場合も

穴の開いた紙をリングバインダーで綴じるという方式は、19世紀中ごろに生まれ、20世紀初頭には、これを利用した書籍が作られ始めました。バインダー形式の書籍なら、内容に変更があったときに、その部分のページだけを差し替えることができたからです。日々法律が更新される法令集、機械操作のマニュアルなど、現在までさまざまな書籍に使われています。
ただし、科学者の実験ノートなどは、あとからページを差し替えて内容を改ざんされる可能性があるため、逆にルーズリーフの使用は不適当とされています。
ちなみに、書類をまとめる文房具にはバインダーのほかに「ファイル」がありますが、日本ファイル・バインダー協会のWebサイトによると、ファイルが伝票・カタログ・書類などの記録済みの文書を綴じたり、はさみ入れたりして保存するものなのに対し、バインダーは、ルーズリーフや帳票などのまだ記録していない綴じ穴付き用紙を綴じたあとで、筆記するものという違いがあるそうです。

ノートも「本文穴あけ加工」でバインダーに綴じで保存

「書きま帳+」のオリジナルノートのオプション加工には「本文穴あけ加工」というものがあります。その名のとおり、ノートの端に表紙ごと穴を開けて、バインダーなどでファイリングできるようにしています。
研究や実験記録のノートなどは、ノートを最後のページまで使い終わったあとも、長い間保存しておく必要があります。そういう場合に、穴あけ加工をほどこしたノートがあれば、使用後すぐにバインダーに綴じて、整理・保存することができるでしょう。

詳細:重要なページをファイリング「本文穴あけ加工」


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