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「本文グラデーション加工」とは?

2017年6月12日

本文グラデーション加工

本文ページの印刷できない部分との境目にグラデーションをかける「本文グラデーション加工」。どのような場合にこの加工が必要になるのか、今回は「本文グラデーション加工」の内容について解説します。

空白部分との境目にグラデーションをかける

オプション加工の「本文オリジナル印刷」を使うと、本文ページを自由にデザインすることができます。文字を書く目安となる罫線を、好みの種類や線の太さにアレンジできるほか、ノートの余白の部分にも、イラストを入れたり、飾りの罫線を入れたりすることができます。
ただし、リング製本でオンデマンド印刷を行う場合は、綴じたページの端からリングを通す穴までの3ミリの部分には印刷できず、空白になります。
この部分に何も入っていなければ問題はありませんが、ページの端まで色や模様などが入るデザインの場合は、この境目の部分で印刷がバッサリと切られてしまいます。「本文グラデーション加工」は、この印刷できない部分の境目にグラデーションをかけて、目立たなくするための加工です。
ちなみに、印刷に3ミリの空白部分が出るのは、リング製本のノートで「本文オリジナル印刷」を行い、オンデマンド印刷(モノクロオンデマンド印刷・フルカラーオンデマンド印刷)を選んだときだけです。リング製本以外の製本タイプや、リング製本でも「本文オリジナル印刷」でオフセット印刷(特色1Cオフセット印刷・フルカラーオフセット印刷)を選んだ場合は、印刷の空白はなく、ページ全面に印刷できます。

「本文全面印刷」との違い

「本文グラデーション加工」は、印刷できない部分のために行うものですが、その一方で、印刷の空白部分自体をなくすオプション加工「本文全面印刷」もあります。
本文ページに印刷できない部分があるのは、先に本文用紙にリング製本のための穴を開けてから印刷するためです。「本文全面印刷」は、本文ページの印刷を先に行い、あとから穴を開けるため、ページ全面に印刷できます。ただし、「本文全面印刷」の作業工程はコストがかかるため、オプション加工というかたちで提供しています。
「本文全面印刷」は1ページごとに追加料金がかかりますが、「本文グラデーション加工」はページ数にかかわらず一式の値段になります。コストを抑えたい場合は「本文グラデーション加工」を選んだほうがいいでしょう。

詳細:境界線を目立たなくする、本文グラデーション加工についてはこちら


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